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【MLB】8月不調の田澤に米メディア、一時的な休養のススメ「ロースター拡大時期に再合流させるべき」

ベースボールチャンネル 8/30(火) 17:00配信

8月に入りさらに防御率が悪化

 今季なかなか思うような投球ができていない田澤。29日時点で47試合に登板し、防御率は4.67。9回を投げて10失点だ。メジャー屈指の強打を誇るチームなだけにブルペンの一角を担うセットアッパーの不調は首脳陣の切実な悩みとなっている。

 そんな中、ボストンの地元紙『masslive.com』のクリストファー・スミス記者は、現在3Aのジョン・ケリーが中継ぎとして素晴らしい成績を収めていることを根拠に、レッドソックスが取るべき手段について、以下のように提言した。

“He has a 0.69 ERA, 0.85 WHIP and .213 opponent batting average in 13 innings (10 outings) at Triple A as a reliever. He's 2-for-2 in save chances.
It's time for him to take Junichi Tazawa's spot in the Boston Red Sox bullpen.
ケリーは3Aでリリーフとして10回登板で13イニングを投げ防御率は0.79。1イニングあたりに出した平均走者数を示すwhipは0.85であり、被打率も.213である。さらに抑えも2度務め、2回とも成功している。レッドソックスにとって、ケリーをメジャーのロースター登録し、田澤の役割をケリーに任せるべきだ。(数字は23日時点)

 レッドソックスの投手陣は今月に入って、先発投手陣では、エースのデビッド・プライスを筆頭に駒が揃ってきた。元サイヤング投手のプライス、ナックルボーラーのスティーブン・ライト、今季すでに17勝を挙げているリック・ポーセロを三本柱とした先発陣は好調をキープしており、8月の先発投手陣の防御率は2点台だ。

すぐに田澤は必要になるとも言及

 先発陣に目途が立ったレッドソックス。混戦を勝ち抜くためのカギはブルペンだ。

“The offense has been terrific all year except for a tough 11-game West Coast trip.
Now it's up to the bullpen to step it up. Tazawa does not have to be released. The Red Sox simply could place him on the 15-day disabled list until rosters expand in September. He then could be activated in September.
レッドソックスの攻撃陣は西海岸での11試合を除き、強力打線であり続けている。それゆえ、レッドソックスにとって勝ち抜けるかどうかはブルペン次第だ。田澤を完全に起用しないという意味ではなく、9月のロースターの拡大時期まで彼をDL入りさせ、拡大時期になったら再び合流させれば良い。そうすれば9月に活躍できるだろう。

 田澤は近年、レッドソックスのブルペンを支えてきた功労者だ。世界一に輝いた2013年には71試合に登板、2014年は71試合、2015年も61試合に登板、まさに毎年フル回転し続けている。
 一方でこれまでもたびたび、登板数の多さは米メディアで懸念されてきた。

 なお、田澤は28日のロイヤルズ戦では4-10という展開で、8回から登板。2回1安打無失点には抑えた。
 いずれにせよ、レッドソックスが優勝する上で、セットアッパー田澤の復調は不可欠だ。

ベースボールチャンネル編集部

最終更新:8/30(火) 17:00

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