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黄金期を支えたミラン元主将が古巣に提言! 低迷脱却へ「有能なレジスタを獲得すべき」

Football ZONE web 8/30(火) 20:10配信

アンブロジーニ氏が伊メディアで中盤の補強の必要性を主張

 ACミランの元キャプテンで、長年にわたって名門のミドルゾーンを支えたマッシモ・アンブロジーニ氏が、不振に喘ぐ現在のチーム状況を改善するために中盤の補強を提言している。イタリア衛星放送局「スカイ・イタリア」で、移籍市場についての話題について語ったもの。

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 ミランはリーグ開幕から2試合で1勝1敗と五分の成績ながら、2戦合計で6失点、退場者3人と不安定な戦いが続いている。2000年代のミラン黄金期を支えた中盤のハードワーカーは、その要因に「レジスタ不在」を挙げている。

「もし監督の意見、要望をきちんと聞いているならば、ミランの強化部は技術的に優れたスキルを持つ選手をディフェンスラインの前に獲得するべきだ。モンテッラはフィオレンティーナ時代にピサーロを上手に使っていたじゃないか」

 モンテッラ監督はミランで4-3-3システムを導入している。前線の構成こそ違うが、アンブロジーニ氏もミラン時代にカルロ・アンチェロッティ監督の下、4-3-1-2システムでプレーしていた。そして、その3人の中盤の中央には、イタリア代表の“マエストロ”ことアンドレア・ピルロが起用されていた。当初は守備面の不安が囁かれていたが、アンブロジーニ氏や“闘犬”ジェンナーロ・ガットゥーゾ、クラレンス・セードルフなどが脇を固めることでそのゲームメーク能力を生かしていた。

モンテッラ監督なら「使いこなせる」

 現在のミランでは主将のイタリア代表MFリッカルド・モントリーボがそのポジションを務めているが、アンブロジーニ氏はその実力不足を指摘している。そして、より技術的に優れた選手を獲得できれば、フィオレンティーナ時代に元チリ代表MFダビド・ピサーロをチームに落とし込んだように、モンテッラ監督には使いこなす能力があると指摘している。

 中国資本に株式の99%以上を売却することで合意しているものの、正式契約が果たされていないため補強資金は届いていない。資金難からミランは今夏も“格安補強路線”を継続し、ビッグネームは獲得できていない。モンテッラ監督は「小切手を別の住所に送った」と、中国人オーナーに対するジョーク発言を行って後に釈明する事態になったが、補強に満足できていない様子が見え隠れしている。

 今夏の獲得リストの筆頭が、右ウイングのポジションを日本代表FW本田圭佑と争い、レギュラーを確保しているジェノアからのレンタル復帰組のFWスソという、非常に寂しい状況になっている。タイムリミットが迫る移籍市場だが、ミランはアンブロジーニ氏の提言の通りにレジスタ獲得に動くことはあるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:8/30(火) 20:10

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