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できる人は疲れ知らず? 明日に「クタクタ」を持ち越さないための「疲れない」仕事術

ダ・ヴィンチニュース 8/30(火) 6:30配信

 「仕事ができる人」とは、いつでも自分の持っている能力を最大限に発揮できる人かもしれない。ビジネスチャンスは自分の体調の好不調の波に合わせてはくれないからだ。しかし、先天的に恵まれた身体を持っていなければハイパフォーマーになれないというわけではない。疲れを溜めない、次の日に疲れを残さない技術さえ身に付けられれば、誰でも仕事のできる人になり得る。そこで、疲れずに結果を出す方法や疲れてもいち早く回復するための方法をわかりやすく解説している『明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術』(渡部 卓/クロスメディア・パブリッシング)を取り上げる。

■疲れない人などこの世にはいない

 最近「疲れた」が口癖にはなっていないだろうか? 口には出していなくても、心や頭の中では毎日何度も「疲れた」とつぶやいてしまっているかもしれない。中には、仕事がうまくいかないことを疲れのせいにしてしまっている人もいるのではないだろうか? しかし、もしそうだとすると、仕事がうまくいっている人は疲れていないことになってしまう。でも、実際はどんなに身体を鍛えている人だって疲れるし、身体を使う仕事も頭を使う仕事も疲れる部分が違うだけでどちらも疲れる。世の中に疲れない人などいないのだ。

■ハイパフォーマーは疲れを溜めない

 いつでも自分の力を出し切れるハイパフォーマーは、傍から見ると疲れ知らずの超人に感じられる。しかし、疲れないわけではない。疲れを早いうちに解消し、イライラした気分や疲れを翌日に残さない術を身に付けているだけだ。

 睡眠のとり方や食事の内容など生活習慣を改善して疲れにくい身体を作り、ストレスに強いものの考え方をすること。そして、効率よく仕事をし、ストレスにならないような人間関係を作る。そうすれば、朝一番からの仕事を全力でこなしても疲れを感じにくく、溜め込みにくくなる。そうすれば、ハイパフォーマーになることも夢ではないのだ。

■できる人は抱え込まない

 仕事ができる人はすべてを抱え込むようなまねはしない。自分がすべき仕事だけを自分でして、それ以外は他の人に任せるようにしている。だから、必要以上に疲れるようなことがなく、いつも一定のレベルを保って仕事をすることが可能なのだ。

 また、仕事に不都合のない程度に周りとの距離感を保ち、ほどほどにコミュニケーションを取っているから、断るべき仕事や付き合いは断ることができるし、他人に任せるべき仕事は任せることができる。

 さらに、本当に仕事ができる人は時間の作り出し方を知っている。ほんのわずかな時間でも効率的に身体や心を休める方法を知っているから、本当に必要なときだけフルパワーを発揮して、それ以外のときは力をセーブして休むことができるのだ。

■疲れずに仕事をできる人はワーク・エンゲイジメントが高い

 仕事ができる人が疲れないのではない。疲れずに仕事ができる人が成果を残すのだ。疲れずに仕事ができる人にはワーク・エンゲイジメントが高いという共通点がある。ワーク・エンゲイジメントが高いと、自分の仕事が全体にとってどういう意味があるのかを理解できる。だから、対価分よりも価値のある仕事をしようと考えられるし、モチベーションを高く維持できる。つまり、忙しくてもそれが生きがいややりがいになり、疲れとは感じないのだ。

 ただし、そんな人も実際には疲れが溜まっている。だから、本当の疲れを取り除いてやるための効率のよい休息は必要だ。

■メンタフダイヤリーで心を客観視すると心が折れなくなる

 精神的な疲れは精神的なストレスが元になっている。しかし、かかったストレスを疲れにしてしまうかどうかは、そのストレスをどのようにとらえるかという認識の違いによる部分が大きい。だから、メンタフダイヤリーを書いて、自分の考え方の歪みや悪い癖を知るのがおすすめだ。

 メンタフダイヤリーでは、自分がショックだと感じたことについて日記を書く。客観的な目で見た気持ちを書き、現実的な着地点を探ることで、自分の考え方の癖を見抜いて、悪いと感じたところを修正していく方法だ。

 この他にも、身体や心の休め方、無駄なストレスを生まない方法などが多数紹介されている。日頃「疲れた」が口癖になっているのなら、さっそく試してみてはどうだろうか?

文=大石みずき

最終更新:8/30(火) 6:30

ダ・ヴィンチニュース

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