ここから本文です

『げんしけん二代目』完結に「これでさよならは嫌だよ~三代目も期待してしまう」とファン涙

ダ・ヴィンチニュース 8/30(火) 17:30配信

 大学のオタクサークルを舞台に個性豊かな学生たちの日常を描いた『げんしけん二代目』が、2016年8月25日(木)発売の『月刊アフタヌーン』10月号で完結を迎えた。読者からは「げんしけん、ついに終わったか~!! 来月から寂しくなるな」「いやはや、げんしけんらしい良い終わり方だった! あーかなり寂しい!」「これでさよならは嫌だよ~(TT)三代目も期待してしまう」と、最終話への称賛と別れを惜しむ声が上がっている。

 『げんしけん二代目』は、2002年から2006年にかけて『月刊アフタヌーン』にて連載された木尾士目(きお・しもく)の青春マンガ『げんしけん』の続編。2010年から同誌にて連載を開始し、オタク文化について研究する大学生のサークル「現代視覚文化研究会(現視研)」に集まるオタクな人々の生態を描いている。

 作者の木尾は、実際に大学生時代にオタクサークルに所属していた経験があったというが、人数が多く、集団行動が苦手だったため半年ほどで行かなくなってしまったとか。そのため『げんしけん』は実体験ではなく、ほぼ想像で描かれた“創作”だという。

 そんな木尾のイマジネーションから生まれた物語は、新入生の笹原完士が「オタク系サークルに入る」という決意をもって「現視研」に入会するところから始まる。独特な個性を持つ新入生の入会によって活発になっていくサークル。現視研には、オタクの道にかける熱意は人一倍で、同人誌を買うときには値段を見ない“斑目晴信”や、イケメンで、オタクとは無縁そうな容姿ながらギャルゲーや格闘ゲームなどに精通する“高坂真琴”、オタクを嫌い、オタク文化に染まろうとしない非オタでありながら、現視研をまとめるアネゴ肌の“春日部咲”など、一癖も二癖もあるキャラクターが揃う。サークル部屋では毎日オタク的大学生活が楽しく淡々と繰り広げられる、オタク系青春物語の金字塔だ。

 読者からは「オタクの生態を楽しむという趣旨だと思って読んだけど、なんだか自分の大学生活を見ているようで胸が熱くなった!」「サークルってこういう人間関係あるある! ってすごい共感した(笑)」「視点がオタクオタクしてなくて、非オタの視点で面白く描かれてるのにすごい好感を持った! 青春漫画として傑作だと思う」「美少年でがっつりオタクの高坂と、彼に惚れてしまったアンチ・オタクの咲の関係がいい!」と絶賛の声が上がった。また中には「高校生ですが、こういう大学生活いいなー超楽しそう! って憧れる」といった声も。

 同作は大きな支持を得て、シリーズ累計300万部を記録。主人公・笹原の卒業までが描かれて一度は幕を下ろしたが、2010年から続編『げんしけん二代目』として再び連載を開始した。腐女子の荻上千佳がサークルの会長になるところから物語はスタート。前作で登場したおなじみのキャラクターに加え、コンプレックスの強い典型的腐女子の矢島美怜や、明るい性格で歴女の吉武莉華、超絶美少女に見えるが実は“男の娘”の波戸賢二郎などフレッシュな新入生たちが登場し、ますます賑やかな現視研の日常が描かれている。

 2013年にはテレビアニメも放送され、多くの視聴者から熱い支持を得た。そんな同作の最終話では、ハイテンション過ぎてどこの部からも受け入れられず現視研に落ち着いた問題児・朽木学の卒業式が描かれている。

 長きにわたり現視研の活動を見守ってきた読者からは「この最終回……すごい!すごい!」「げんしけん二代目も最終回かと思うと泣けてきますよもう…」「うわぁぁぁ~、読みながら、前作やアニメの事や色々思い出して号泣」「げんしけんがなければきっと今の私はない…たとえ終わっても、ずっと私のバイブルです!」「良い最後だった。あっさりとして、げんしけんらしくて、とても良かった(涙)」と涙にむせぶ人が続出したようだ。

 なお、最終話が掲載されている『アフタヌーン』10月号には、『げんしけん二代目』完結を記念して小冊子を付属。『寄生獣』の岩明均や『無限の住人』の沙村広明といった豪華作家陣のイラストとメッセージが収められている。また、単行本の最終21巻は2016年11月に発売される予定だ。

 オタクカルチャーに精通している人も、そうでない人も、大学サークル独特の青春の雰囲気を楽しむことができる『げんしけん二代目』。まだ読んだことのない人はぜひ一度手に取り、個性的でアクの強いキャラクターたちの賑やかな日常に足を踏み入れてみてはいかがだろうか。

最終更新:8/30(火) 17:30

ダ・ヴィンチニュース

記事提供社からのご案内(外部サイト)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。