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斉藤慎二が「ON」での連ドラ初レギュラーを語る

Smartザテレビジョン 8/31(水) 6:02配信

フジテレビ系のドラマ「ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子」(毎週火曜夜10:00-10:54)が、9月6日(火)の放送でついに最終回を迎える。

【写真を見る】斉藤は同じ鑑識官を演じる佐藤玲(左)との掛け合いについて語る

最終回は、中島(林遣都)に比奈子(波瑠)が感情を持っていないと教えられた東海林(横山裕)に、殺された藤川(不破万作)の携帯電話を使った都夜(佐々木希)から電話が掛かってくる。東海林は比奈子の身を案じて部屋の外に飛び出すが、何者かに背後から殴られて意識を失ってしまい…というところからスタートする。

今回は「ON」で鑑識官・三木健を演じた斉藤慎二にインタビュー。連ドラ初レギュラーとして臨んだ撮影の苦労やエピソードなどを語ってもらった。

――斉藤さんが出演すると伺った際に、顔合わせの場でスタッフが次々にあいさつする様子に驚いていたという話を聞いたのですが、ドラマの撮影は慣れましたか?

いやあ、はっきり言って慣れないですね。第6話の撮影では、その後に取材をされていたら何も喋れていないんじゃないかというくらいNGを連発してしまいまして。1行のせりふを2カ所だったんですけど、10回くらいNGを出してしまい、原因が自分でも分からなかったんですよね。

ちゃんと準備して臨んだつもりなんですけども、現場で「そこでこうやって動いてください」と言われたら、「せりふ何だっけな」って頭が真っ白になってしまって。こんなに緊張したことは今までにないかもしれないというくらい緊張しました。

――そのときはどうやって持ち直したんですか?

周りの方々が優しくフォローしてくださったからやれたな、という感じですね。環境に恵まれて、何とか自分がその日を乗り越えられたというか。プロとして仕事をさせていただいているのでミスをしないというのは当たり前なんですけれども、きょう(第7話)の撮影はノーミスでできたのに、前回のことが今でも残っていて。

僕なんかがケータリングを食べていいのかとか、移動車に乗っていいのかとか(笑)、悩まされた日がありました。

――台本を黙々と読み込んだり、周りの人に協力してもらったり、せりふの覚え方は人それぞれにあると思いますが、斉藤さんはどのようにしていますか?

きょうの撮影から、相手のせりふも全部自分で言って、そのページ自体を覚えるということを取り入れました。誰かに協力してもらっても、実際に向かい合って演技をするのは違う人だから結局混乱してしまうと思い、だったらもうそのページのせりふを全部暗記して臨んだ方がやりやすいかなと思って、とにかく必死で覚えました。

――ジャングルポケットとして単独ツアーを行っている中での撮影で、スケジュール的にも大変な部分はあったと思いますが。

ツアーで覚えているコントのせりふがドラマの撮影で出てきてしまうんじゃないか、ドラマで覚えたせりふがツアーのコント中に出てきてしまうんじゃないか、というのが一番の問題でした。それが本当に怖くて。リハーサル直前に一人で確認しているときも、たまに単独のネタを言っているときがあるんですよ。

それだけ今回は、今までにない慣れない環境で追い込まれていたんだと思います。

――連ドラ初レギュラーで言えば、同じ鑑識官の月岡真紀を演じている佐藤玲さんも連ドラ初レギュラーで、以前インタビューした際に斉藤さんと現場で仲がいい様子を話していました。

それこそ、きょうは佐藤ちゃんのせりふに僕が続けて喋るせりふだったので、本番前はそれを何回か練習させてもらいました。佐藤ちゃんとはコンビなので、掛け合いだとかをしっかりやっておかないといけないので。

きょうはいただいた差し入れを二人とも同じ物を選んだので、呼吸が合ってきたなと(笑)。そういった部分では通ずるものができたかなと思いますね。

――濃いキャラの三木ですが、コントで濃いキャラをやっている斉藤さんが演じているので違和感なく見ていられる部分もあると思います。三木を演じる上で気を付けていることはありますか?

殺人現場などシリアスな場面が多いので、そういったところで普段のコントキャラが出てしまったら芝居を壊してしまうんですが、その中でも僕をキャスティングしてくれたのは芝居において一つのアクセントというか、監督からも「ここはもう少しキャラをつけてやってもらいたい」と言われたりもしているので、芝居を壊さない程度で自分のキャラをうまく表現できればなと。

そこが一番難しい部分なのかもしれないですけど、そういった部分を求められるというのはすごくうれしいことなので、気を付けながら演じています。

――そのようにドラマに取り組んでいる中で、周囲の方々の評判はいかがですか?

見てくれている方がとても多くてですね、一緒にレギュラー番組をやっているスタッフさんにも「見てますよ」とか「違和感ないですね」って言ってもらえてうれしいです。芸人さんには「おまえが出てると笑っちゃうよ」って言われたりもするんですけど、見てくれている人は多いです。

この前もトレンディエンジェルさんの単独ライブにゲストで出させていただいた際に、銀シャリの橋本(直)さんがこのドラマの大ファンらしくて、「毎回見てるよ」「いいよね」「うらやましいよ」って。佐藤玲さんの大ファンでもあるらしくて、それを伝えておいてくれとも言われました(笑)。

――ドラマに出ている先輩芸人さんにアドバイスをもらったりは?

宮迫(博之)さんとか塚地(武雅)さんとか活躍されている方は多いですけど、あまり仕事で一緒になる機会もないですし、連絡先も分からないので、特にアドバイスをもらったりということはなかったです。逆に、今でも芝居をやってる短大の演劇学部時代の同級生に話を聞きました。

あと、きょうは渡部(篤郎)さんが初めてアドバイスをしてくれました。せりふの言い回しで違和感を覚えた部分があったらしくて、「こうした方がいいんじゃない?」という感じで優しくアドバイスをいただいて。すごくありがたいことですよね。

――「ON」の撮影を経験して、今後やってみたい役はありますか?

このドラマに出てくるような猟奇的な殺人犯をやってみたいです。自分が実生活で経験したことがないような役柄にはすごく興味がありますね。ただ、最初に出たドラマ(「俺のダンディズム」('14年、テレビ東京))はストーカー役だったんですけど、「そのままやってくれ」と言われました(笑)。

――最後に、視聴者の方へメッセージをお願いします。

このドラマは予想していなかったことが起きたり、視聴者の考えを裏切ることができる、今までにないような刑事ドラマだと思っています。刑事ドラマの既視感を感じさせないというか、新しい、斬新な刑事ドラマだと思うので、最終回は特に皆さんに注目してもらいたいです!

最終更新:8/31(水) 6:02

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