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吉田沙保里を励ます「銀髪サンバイザー」の謎の男とは?

NEWS ポストセブン 8/31(水) 16:00配信

「メダルがあるかないか、金・銀・銅でも差がある。私はずっと金だったので、初めて負けた人の気持ちがわかり、いい経験になりました」。4連覇を期待されながら、リオ五輪で銀メダルに終わった女子レスリング53kg級の“霊長類最強女子”吉田沙保里(33才)は、帰国翌日の8月25日、胸の内をそう吐露した。

 その夜、吉田は都内の鉄板焼き店を訪れた。ベージュのキャップを目深にかぶり、紺と白のストライプのオールインワンに白いロングカーディガンというラフなスタイル。髪の毛も下ろしてリラックスした様子だ。

「人目を避けるように、吉田さんは店のいちばん奥の席に座っていました。途中、友人らしき人と電話して“元気だよ~。近いうちに会おうね!“って明るく話してましたけど、なんとなく顔色は浮かない様子で…」(居合わせた客)

 そんな吉田に優しく語りかける男性がいた。吉田の正面に座ったその男性は、銀色の短髪にサンバイザー姿。よく日焼けした横顔はイケメン風アスリートの雰囲気が漂う。

「“よくやったよ”という彼からの言葉に、吉田さんは“うん、うん”と大きくうなずいていました。日本選手団の主将として“金を取って当然”というプレッシャーとも闘って、結果は銀メダル。帰国翌日のことでまだ吉田さんの中でも整理がついていなかったと思うんです。でも、男性の言葉に吉田さんも徐々に笑顔を見せていて…特別な絆を感じました」(前出・居合わせた客)

 これまで「恋愛は連戦連敗」と公言していた吉田に、陰で支える男性が──。しかもこの夜、同じテーブルには吉田が妹分としてかわいがる、女子レスリング48kg級金メダリストの登坂絵莉(23才)の姿もあっただけに「仲間内でも公認」かと思いきや──男性の正体はレスリング女子日本代表の栄和人ヘッドコーチ(56才)だった。スキンヘッドが印象的な栄コーチが「銀髪ヅラ付きサンバイザー」で変装していたのだ。

「栄さんなら、そんな変な帽子をかぶるのもお手の物でしょう。2008年の北京五輪の前に突然頭をそり上げて、その後も突然金髪のヅラをかぶって出てきて笑いを取ったこともありました。銀髪だったのは、銀メダルを取った吉田さんへの優しい配慮だったんじゃないですかね」(スポーツ紙記者)

 ちなみに、この「銀髪ヅラ付きサンバイザー」はアメリカ製でお値段およそ2800円。選手たちから絶大な信頼を得ている栄コーチのお値段以上の思いやりが垣間見えた。

※女性セブン2016年9月15日号

最終更新:8/31(水) 16:00

NEWS ポストセブン

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