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江崎グリコ「カプリコのあたま」という一見すると奇抜な商品は、手堅く考えられたコンセプトで市場に投入されている(岡崎よしひろ 中小企業診断士)

シェアーズカフェ・オンライン 8/31(水) 5:46配信

「カプリコのあたま」といった商品が話題になっています。

その名のとおり、江崎グリコ社が販売しているカプリコの頭のチョコの部分だけをたくさん集めた商品です。注目度も高いようで、以下のように報道もされています。

「江崎グリコは23日、チョコレート菓子「カプリコ」シリーズから、カプリコの上部のチョコ部分だけを商品化した『カプリコのあたま<いちご味>』の発売を始めた。

グリコによると、「カプリコ」は、昭和45(1970)年、「ワンハンドで食べるスポーティチョコ」というコンセプトのもと、ソフトクリームのような形状と、エアインチョコレートとコーンを組み合わせたチョコスナックとして発売された。
発売開始から46年…ついにあのカプリコの「あたま」だけ商品化 江崎グリコ 産経WEST 2016/8/23」

このように注目度も高い「カプリコのあまた」という商品ですが、一見すると奇抜な商品のように思えます。なんといってもカプリコのあたまだけを集めた商品ですからね。

しかし、経営的にはとても手堅いところを狙っていると考えられるのです。

■お客様はすでに知っている?
この「カプリコのあたま」はその名のとおり、カプリコというロングセラーのお菓子が元となっています。

冒頭に引用した報道によると、カプリコは発売開始から46年もたっているロングセラーの商品です。そのため、一度はジャイアントカプリコなどのカプリコと名がつくお菓子を食べたことがある人も多いと思います。

そのため、一度食べたことがある人ならば、「ああ、あのカプリコのあたまの部分ね。」と何となく味の想像がつくと思います。

つまり、カプリコには既に大きな知名度があるため、消費者にゼロから商品について認知させるといった努力が必要ないのです。

このことは、通常の新商品の開発と比較すると大きな利点になると考えられます。知名度が高い既存商品の関連商品ならば、既に知られているといった、非常に有利な位置からスタートすることができるのです。

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最終更新:8/31(水) 5:46

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