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中村文則『私の消滅』ドゥマゴ文学賞受賞 「AI文学の新しい実験」

KAI-YOU.net 9/1(木) 17:51配信

東急・Bunkamuraが主催する「第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞」の受賞作に、中村文則さんの『私の消滅』が選ばれた。

本書は、文藝春秋の月刊誌『文學界』6月号に掲載後、即単行本化され、各紙の書評欄や雑誌などに取り上げられた話題作。

選考委員をつとめたロシア文学者・亀山郁夫さんは、「作家としての<彼の類まれな資質と、この小説のもつ『先進性』に敬意を表する」「構造的に恐ろしく複雑な仕掛けが、独自の境地を生んでいる」「超越文学ないしAI文学の新しい実験に連なるもの」と作品を評している。

授賞式は、10月13日(木)に渋谷・Bunkamuraで開催される。詳しい選評は、Bunkamuraの公式Webサイトにて掲載中だ。

今回の発表に際して、中村文則さんからもコメントが寄せられている。

【「第26回Bunkamuraドゥマゴ文学賞」受賞者・中村文則さんコメント】
大変嬉しく、光栄に思います。賞を頂くということは、その作品への評価だけではなく、今後の作家生活への励ましを頂くことだと感じます。魔力と光を合わせもつような小説を、今後も目指していきます。ありがとうございました。

最終更新:9/1(木) 17:51

KAI-YOU.net

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