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日高光啓、末吉秀太……AAAメンバーの個人活動がグループに与える影響

リアルサウンド 9/1(木) 7:00配信

 2015年に10周年を迎え、シーンを牽引する存在として輝かしい実績を残しているAAAのメンバーたち。彼らは、ダンスボーカルグループとしてのスキル以外にも様々な才能を持っている。前回は、男性メンバーの西島隆弘・浦田直也・與真司郎について触れてきた。今回は、日高光啓・末吉秀太にスポットを当ててみたい。

■日高光啓

 「SKY-HI」名義でラッパーとしてソロ活動している日高の活躍は目覚ましい。本格的にラップ活動をスタートさせたのはAAAデビュー後だが、フリースタイルバトルやクラブイベントなどで地道にキャリアを積んできた実力は確固たるもの。2013年にSKY-HIとしてソロデビューを果たし、2016年1月に発売された5thシングル『アイリスライト』はオリコン2位、1月20日に発売した2ndアルバム『カタルシス』は5位をマークするなど、着実にHIPHOPシーンに名を刻んできた。“グループ活動の傍らラップもする”というありがちなものではなく、1人のHIPHOPアーティストと言える完成度だ。以前、本サイトのインタビューで「取材でもヒップホップやAAAを引き合いに出されることのフラストレーションはすごくある。まだSKY-HIのみで語ってもらえないのかって」と話していたが、現在、着実に彼が求めるラッパー像に近づいているのではないだろうか。

■末吉秀太

 AAAのアクロバット担当である末吉は、ブレイクダンスに長けている。幼少期は空手を習っていた末吉だが、地元にある九十九島パールシーリゾートでブレイクダンスをしている集団を見たことがきっかけとなり、ダンスにのめり込むことになった。ダンスを本格的にスタートした後は、スクールに通いながら佐世保市内の島瀬公園でダンスの練習に打ち込む日々を過ごしたという。時にはフリースタイルダンスバトルをしながらスキルを磨き、今やブレイクダンス・アクロバットで確固たる地位を築くまでに成長した。2012年には『DANCE HOLIC 1st anniversary』、2014年には『LIVE & DANCE fes よみうりランド 「末吉秀太 SPECIAL DANCE NUMBER」』にソロで出演し、大いにファンを沸かせた。彼の力強いダンスがAAAに華を添えているといっても過言ではないだろう。

 メンバー全員がプラスαの才能を持っているAAAのメンバー。しかも、単に“趣味”、“副業”的に活動をしているわけではなく、しっかりと実績を残しているのが素晴らしい。個人の実績がAAAとしての実績に結びついていると感じることができるのは、彼らのライブ規模の成長性だ。これまでも日本武道館や横浜アリーナなどでライブを行なっていたが、現在は台湾・シンガポールを巡る『AAA ASIA TOUR 2016』を行なっており、11月には初の単独ドーム公演『AAA Special Live 2016 in Dome -FANTASTIC OVER-』の開催も決定している。昨今の音楽業界では、ライブ市場が急成長中。2015年の市場規模は過去最高の5000億円を突破している。アーティストとしても、いかにライブへ集客できるかがポイントだ。AAAは間口をたくさん持つことで、ダンスボーカルグループ好き以外の層にもアプローチでき、集客につながっているのかもしれない。しかも各分野で評価をされている彼らだからこそ、なおさら注目を集められているのだろう。

 自分たちの強みや特技を最大限活かし、幅広い活躍を見せるAAAのメンバーたち。AAAは日本の音楽シーンでどこまで大きくなっていくのだろうか。

高橋梓

最終更新:9/1(木) 7:00

リアルサウンド

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