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全米OP初戦突破の錦織、米メディアが称賛とともに突きつけた“課題”とは

THE ANSWER 9/1(木) 2:45配信

錦織は「テニス界で最も偉大なリターナーの1人」

 テニスの全米オープン男子シングルスで第6シードの世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が同96位のベンヤミン・ベッカー(ドイツ)を6-1、6-1、3-6、6-3で破り、2年ぶりに初戦を突破した。この一戦について米メディアは「疑いのない輝きがあった」と称賛する一方、ある“課題”を指摘している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」電子版が伝えている。

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 錦織の初戦をレポートした記事では「錦織には疑いのない輝きがあった。バックハンドは流麗かつ、威力抜群で自信に満ち溢れている。フットワークは教科書通り。フォアハンドはむち打ち、切り裂く。彼はテニス界で最も偉大なリターナーの1人でもある」と称賛。2年前の全米オープンファイナリストで、今夏のリオデジャネイロ五輪で「BIG4」の一角ラファエル・ナダル(スペイン)を撃破して銅メダルを獲得した日本人を「永遠に活躍しており、いまだ26歳」と評している。

 一方で“課題”も指摘。「才能あふれる選手にこんなことを言うのは罪の意識にさいなまれるが、サーブのせいで錦織を信頼できない」とし、この日第2セットまでの第1サーブ成功率が約5割だったことをレポート。また今季の錦織の第1サーブの成功率が61.2パーセントで、男子ツアー33位というデータも紹介している。

 今季の錦織の第1サーブの平均速度は96マイル(約155キロ)、第2サーブが82マイル(約131キロ)だったことにも触れており、ベッカー戦では第2サーブのポイント獲得率が68パーセントだったが、「ジョコビッチやマレーが相手ならどうだったか」とサーブの威力に対して懐疑的な見方を示している。

 さらに、身長178センチと体格で劣る錦織の勝機について「自分の足を信じること。力で劣るサービスを乗り越えること」と分析。身長6フィート(約183センチ)以下の選手でグランドスラムを優勝したのは2002年ウィンブルドンのレイトン・ヒューイット(オーストラリア)が最後であることも伝えている。

 錦織は米メディアの指摘をはねのけ、躍進できるか。2014年は準優勝を果たしながら昨年は1回戦敗退。今大会、悲願のグランドスラム制覇へ、26歳に大きな期待がかかる。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:9/1(木) 10:17

THE ANSWER

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