ここから本文です

マツダ ロードスターとは何が違うのか──アバルト124スパイダーを試乗

GQ JAPAN 9/1(木) 19:41配信

マツダ ロードスターのプラットフォームをベースに開発されたフィアット124スパイダーの高性能版、アバルト124スパイダーが登場した。似て非なる2台のクルマ、選ぶべきはどちらか。日伊合作の注目のニューモデルを試乗した。

【アバルト124スパイダーのフォトギャラリーと動画はこちら】

ずいぶん前にマツダのお偉いさんと話をしたときのことだ。どういう流れでそうなったのかは忘れてしまったのだけれど、話題が最近のアルファロメオ事情になった。

イタリア車好きを自認する筆者だから、それこそ知るうる限りのオモテ&ウラ情報を得意になってしゃべっていたところ、そのお偉いさんの食いつきが妙にいい。いつになく熱心なのだ。国産メーカーの人にイタリア車の話をしたところで、彼らの作るクルマと自分たちの作るクルマはまるで別物と思っているかのように、特段の興味を示さないのがフツウだったから、珍しいこともあるものだな、と、そのときは思っていた。

それからほどなくして、マツダとアルファロメオの協業話が噂になった。しかも、その内容は衝撃的なもので、なんと、マツダ ロードスターをベースにした次期型アルファロメオ スパイダーが“広島”で生産される、というじゃないか。

クルマ好きの反応は、正に賛否両論。国産車クォリティでアルファの官能性を味わえるなら最高、というポジティヴな意見から、牡蠣じゃあるまいし広島産のロメオなんてご免被る、といったネガティヴな反応まで、実に様々。なかには、その昔、日産がアルファロメオと共同で開発した“アルナ”事業の顛末までほじくり返し、その二の舞だの、否、あれはイタリア生産だったからダメだったのだの、喧々囂々となったものだ。

結局、「アルファロメオはイタリア産でなければならない」という、フィアット(FCA)の大ボス、セルジオ・マルキオンネの鶴の一声で(本当はいろいろあったと思うけれど)、広島産アルファスパイダー話は立ち消えとなり、代わりに、「フィアット124スパイダー」という流行の名車復活型モデルを広島で作ることになって……。

前置きが長くなってしまった。けれども、このクルマの素性を明らかにする上で、重要な話だと思う。

1/3ページ

最終更新:9/1(木) 19:46

GQ JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

GQ JAPAN

コンデナスト・ジャパン

2017年1月号
2016年11月24日発売

600円(税込)

2016年の男達「MEN OF THE YEAR 2016」発表!/世界のリーダー総決算!今年のビジネスを読み解く、ランキング30/森星の1日、イットガールを追いかけて

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。