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1億円ボーナスより目の前の試合。錦織圭は挑戦者を1人ずつ倒す

webスポルティーバ 9/1(木) 12:16配信

 US(全米)オープンテニス1回戦で、第6シードの錦織圭(ATPランキング7位、8月29日付け、以下同)は、ベンジャミン・ベッカー(97位・ドイツ)を、6-1、6-1、3-6、6-3で破り、2年ぶりに2回戦に進出した。

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 第1、第2セットは、錦織が強力なグラウンドストロークで常に主導権を握り、ゲームを支配。しかし、それ以降、徐々に調子を上げてきたベッカーが第3セットを奪い、さらに第4セットも第3ゲームを先にブレークして、2セットオールに追いつきそうな流れになった。

 ところが第4ゲームでベッカーが、ダブルフォールトを3回も犯し、錦織がブレークバックに成功。「彼がほぼくれたゲームだった。あのまま行っていたら、5セット目もあっただろう」と錦織が振り返ったように、このゲームを境にして、錦織が息を吹き返して、4セットでベッカーを振り切った。

「もちろん楽な試合ではなかったですし、1セット、2セットのように、彼のミスが続いて、もっと僕がどんどん攻めていければよかったですけど、そうはならなかったので、難しい試合ではありました。でも、内容はよかったし、いい1回戦だったと思います」

 実は、初戦を突破した錦織は、今夏の“USオープンシリーズ”で1位になったため、通常の賞金に加えてボーナスがもらえる。

 USオープンシリーズとは2004年から設けられたもので、夏の北米ハードコートシーズンのワシントンD.C.、カナダ、アトランタ、シンシナティ、ウインストンセーラムまでのATP大会での成績がポイント対象となり、シリーズ上位3名を決めるものだ。

 錦織は、マスターズ1000・トロント大会(7月25~31日)で準優勝、マスターズ1000・シンシナティ大会(8月14~21日)で3回戦進出という成績によって、1位になった。ちなみに、2位はグレゴル・ディミトロフ(24位、ブルガリア)、3位がミロシュ・ラオニッチ(6位、カナダ)だ。

 そして、シリーズ1~3位の選手が全米オープンではボーナスチャレンジ対象者となる。それぞれの順位によって、ボーナスの金額が異なるが、たとえば、1位の錦織は2回戦に進出したことで、約250万円が通常の賞金にプラスされる。今後、錦織が勝ち進むと、3回戦で約400万円、4回戦で約700万円、準々決勝で約1250万円、準決勝で約2500万円、準優勝で約5000万円、もし優勝すると、優勝賞金の約3億5000万円に加えて、約1億円のボーナスを手にできることになる。

 ちなみに、2013年にシリーズ1位になったラファエル・ナダルは、USオープンで優勝して、最高額のボーナス100万ドルを受け取った。

 いい準備はできているという錦織は、ボーナスのことはもちろん、今大会も先のことを考えずに、目の前の試合を戦うことだけに集中しているようだ。これは錦織流のポジティブ思考というか、戦い方といえる。

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最終更新:9/1(木) 14:41

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