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レスター岡崎の新ライバルは「アフリカ版ヴァーディ」 現地記者が全力プレーと得点感覚を称賛

Football ZONE web 9/1(木) 11:48配信

スリマニのプレースタイルについて、母国とポルトガルの記者2名が証言

 日本代表FW岡崎慎司の所属するレスター・シティは、移籍市場最終日にクラブ記録となる移籍金3000万ユーロ(約35億円)に成果ボーナス500万ユーロ(約5億9000万円)という条件で、スポルティング・リスボンからアルジェリア代表FWイスラム・スリマニを獲得した。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督に見出された28歳のストライカーは、“アフリカ版ジェイミー・ヴァーディ”として大きな期待が懸けられている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が特集している。

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 昨季ポルトガルリーグで得点ランク2位の27得点を挙げたストライカーが、岡崎の強力ライバルとしてプレミア王者に加入した。代表デビューはブラジル・ワールドカップ(W杯)予選が行われていた2012年5月で、まだ23歳だったスリマニは当時まだ母国のCRベルイーズダッドという小さなクラブでプレーしていた。彼にスポットライトを当てたのは、現在日本代表を率いるハリルホジッチ監督だった。

 アルジェリア人ジャーナリストのマヘル・メザシ氏は同局に対して、無名だったスリマニが飛躍したきっかけを作ったのは代表に招集したハリル監督だったと指摘する。

「彼はキャリアを通じて負け犬だった。今のようになるとは誰も思っていなかっただろう。バヒド・ハリルホジッチが、消化試合にすぎないニジェール戦で彼を代表に呼ばなければ、彼は何者でもなかった」

「彼はいつでも110%を出しきって戦う」

 12年5月26日のニジェール戦で代表デビューを果たすと、同6月2日のW杯アフリカ予選のルワンダ戦で代表初ゴール。13年にスポルティングに加入するなど徐々にステップアップを果たすと、14年のブラジルW杯本大会では4試合2得点を決める活躍で同国史上初のベスト16進出に大きく貢献した。

 メザシ氏はスリマニの能力を絶賛している。「彼は技術的に最も恵まれたストライカーというわけではない。スキルで足りない部分はハートで補う」と選手の特長を語り、「彼はいつでも110%を出しきってピッチに立っている。弱点はあるが、彼は不可欠な選手となった。それは彼の揺るがない決心と並外れたゴールへの嗅覚があるからこそだ」と称えた。豊富な運動量と労を惜しまない全力プレーを身上とする岡崎と重なる部分もあり、ポジションを争う強力なライバルとなることは間違いなさそうだ。

 またポルトガル人ジャーナリストのヴィトール・ウーゴ・アルバレンガ氏は、「彼はヴァーディのよう」とレスターのエースにその姿を重ね合わせている。「彼はどんなボールに対しても、チャンピオンズリーグの決勝でプレーしているかのような強いマインドで争う。全ての試合でハートを見せてプレーする」と、目の前の仕事に全力を尽くすスリマニのメンタリティーはここでも称賛されている。「ヴァーディのように足元のクオリティーが素晴らしく、とても高いヘディングの能力も持っている」と多彩なゴールセンスも備えているようだ。

 28歳にしてプレミアリーグ初挑戦となるが、UEFAチャンピオンズリーグに初挑戦する奇跡のチームで、期待に違わぬ実力を発揮することができるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/1(木) 11:48

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