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ミラン落第補強で大炎上! 「もっとマシな予算の使い方は…」と伊メディアが一刀両断

Football ZONE web 9/1(木) 16:50配信

強化担当のガリアーニCEOが補強診断で最低の4点ゲット

 今夏の移籍市場でも、日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは資金難により“格安補強路線”となったが、これが現地メディアから酷評されている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、現地時間8月31日23時の移籍市場終了をもってセリエA所属全20クラブの今夏の移籍市場での動きを採点。王者ユベントスがトップの「9.5点」を与えられた一方で、ミランはパレルモと並ぶワーストタイで完全なる落第点となる「4点」を付けられ一刀両断されている。

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 その寸評は、ミランの移籍市場での動きを全否定するほどに厳しい指摘が並んでいる。

「ミラン、4点。ガリアーニ(強化責任者)が少ない予算しか持たなかったのは事実だが、もっとマシな使い方はできなかったのか。(昨季セリエB得点王の)ラパドゥーラはすでに売却が考慮されるレベルであり、ソサは評判が誇張されただけの存在だ。パサリッチ、バンジョーニ、グスタボ・ゴメスは賭け以外の何物でもない」

 資金不足からミランはフィジカルに不安を抱える選手や、移籍金が格安の選手にターゲットを絞る形になった。結局、最大の補強はヴィンチェンツォ・モンテッラ新監督の招聘であり、レギュラークラスでの筆頭はジェノアからレンタルバックしたFWスソという寂しすぎる状況だった。

最終日のオファー乱発は「時間の無駄」

 そして、移籍市場閉幕の最終日には急転してビッグネームにオファーを乱発した。帳尻合わせを目指した最後のあがきは「時間の無駄」と一刀両断にされている。

「最終日に感情的になったのか、ビッグネームを追いかけまわした午後は時間の無駄でしかない。結局、最終的には(マティアス・)フェルナンデスだけが残っていた」

 ミランはこの移籍市場の最終盤で、オファーを乱れ打ちした。チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガス、アーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャー(ボーンマスへ期限付き移籍が決定)とウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの獲得にも動いたと、現地メディアでは報じられた。イタリア国内でもインテルのモンテネグロ代表FWステバン・ヨベティッチに加え、本田を交換要員としてラツィオのセネガル代表FWケイタの獲得を目指したとも報じられた。突如ビッグネームを狙ったが、いずれも獲得に失敗していた。

 そうしたなかで、最終的にはフィオレンティーナ時代にモンテッラ監督の指導を受けたフェルナンデスの獲得を、タイムリミット15分前にようやく発表。乱発したオファーに上がった名前と比較すれば、小粒なのは否めない。

 ミランは中国企業グループに株式99%を売却することで合意したものの、正式契約前のため“チャイナマネー”は届かずに移籍市場を過ごすことになった。強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOには頭の痛い夏になったと想像されるが、憤怒のメディアとサポーターからの強烈な批判で炎上する結果になった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/1(木) 16:50

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