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土屋太鳳が語るキスシーン「慣れないですね…真剣すぎて記憶が飛んでしまいます」

週プレNEWS 9/1(木) 11:00配信

“飾らない裸のメッセージ”を語ってもらうインタビュー『週刊プレイボーイ』本誌の『裸の伝言』シリーズ。

今回登場するのは、公開中の映画『青空エール』で名門の吹奏楽部で夢を追うヒロイン・小野つばさ役を演じる、女優の土屋太鳳(たお)ちゃん。彼女の姿を見ない日はないほどの人気ぶりだが、明るくキラキラと輝く演技の内に秘めた思いとは──。

■学生生活って周りと比べちゃう

─吹奏楽部員と高校球児の恋や青春を描く映画『青空エール』。撮影でトランペットに初挑戦したんですよね?

土屋 初めての管楽器です! いろんなお仕事をしながら練習をして、相棒みたいな感じでした。触って愛情をたっぷりかけて、寝るときも一緒で。演奏する演技のときは、トランペットの音と一緒に感情もパーッと出ていくような感覚になるんです。音楽ってすごいなぁって思いました!

─演じる役は、どんなコ?

土屋 名門の吹奏楽部に入部しますが、自信がなくてすぐにうつむいてしまう女のコ。でも、野球部の大介くんと出会って、切磋琢磨(せっさたくま)しながら成長していきます。私自身も高校時代、ダンス部の強豪校で全国大会へ行ったので、つばさちゃんと似たような体験をしてきました。

―キャラも自分と似てる?

土屋 自信がなくてうつむいてしまうところは、似てないと思います。そういうことがないように意識してきたので! でも演じているうちに共感できる部分もあって。つばさちゃんは、自分の弱さやコンプレックスに向き合う強さを持っています。コンプレックスがあることは、恥ずかしくないんだということを学びました。

―太鳳ちゃん自身も自分の弱さと向き合ってきた?

土屋 コンプレックスは見せてはいけないと、強がっていました。求められたものをしっかりやり遂げたいけど、そこにたどり着けない自分はダメだと思っていて。でも、正直に向き合うことも大事なんですね。

―どんなコンプレックス?

土屋 学生生活では、周りと比べてしまうことがあると思います。それは撮影現場でも一緒で同世代のコたちがたくさんいて、みんなお芝居がうまくてかわいくてどうしようって……。

―そんなことないのに!

土屋 試写会では自分の演技をほとんど見れないんです。パンフレットで何回も顔を隠しながら見たりして(笑)。

―太鳳ちゃんの声ってグッときますよね? 応援するときの大きな声とか。

土屋 あんなガラガラな(笑)。

―全然ガラガラじゃないですよ! 自分の声は嫌い?

土屋 カスカスしてるというか、声と一緒に息が漏れてしまうのがやだなぁと思っていて。以前、ポリープができたとき、先生から「あまり声を出さないように!」って注意されてから、声を出す恐怖心みたいなものがあったんです。でも最近は、声が好きって言っていただくことが増えて、“このままの声でいいんだ”って自信を持てるようになりました。

―アニメ『僕だけがいない街』では声優に挑戦して、絶賛されてましたね!

土屋 初めてのことだったので、難しかったです…。共演した高山みなみさんに声の出し方のコツを教えていただいて、絵の表情を見ながら発声練習してました。

―声がイヤだったのに声優や、声を届ける演技が求められてるって、すごいですよね!

土屋 ありがたいです! 不思議ですよね。

―今年で21歳になり、最近はキスシーンも多い。今作でも話題になってたけど?

土屋 大変でした。共演した竹内涼真(りょうま)くんは身長が180cm以上あって、大きいんです! 普段は身長差を感じなかったんですけど、距離が近いと私の目の前におなかがある状態で…。ラブという名のアクションですね。目をつむっていて見えないので、“ハマれ!”という気持ちでやってました(笑)。

―キスシーンは慣れない?

土屋 慣れないですね…。もちろんドキドキしますけど、緊張はいつもしているので。

―演じてるときは、どんな気持ち?

土屋 どんな気持ちなんだろう…。真剣すぎて、あまり覚えてないんです(笑)。記憶がよく飛んでしまいます!

―飛ぶ!? セリフ大丈夫?

土屋 セリフはきちんと言えてます。でも、気づいたら「あれ? 何を話してたんだろう?」ということが、作品に1回は必ずあるんです。

―役に入っちゃってる?

土屋 そうなのかな…。

―「2016エランドール賞新人賞」の授賞式では「女優として生き抜く」と宣言。今後、どんな女優に?

土屋 いい女だなぁと思われるような、エッジのきいた女優になれたらいいなと思います。礼儀正しくマジメにお仕事をして、でも飼いならされず、自分自身とも向き合って。

―“いい女”になるには?

土屋 いい女は好みによって違いますけど、いい女優は愛情を表現できる人だと思うんです。“家族が好き”とか普段から愛情を注ぐことを意識して、人だけでなく物も大事にするようにしてますね。台本には、透明のカバーをつけて、なるべく汚れないようにしています!

―台本にカバー!? 大事にしすぎじゃない?

土屋 私は、ドラマ『まれ』の出演から作品が続いてますけど、それまでは役に届かないことが多かったんです。そんなオーディション時代があるから、台本への愛情が強くて。これからも人や物に対して、愛情をいっぱい注いでいきたいです!

●土屋太鳳(つちや・たお)
1995年2月3日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説『まれ』のヒロインに抜擢され、その後、映画『orange-オレンジ-』で第39回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。10月22日公開予定の映画『金メダル男』、2017年公開予定『PとJK』、『トリガール!』など出演作が続く

■映画『青空エール』全国東宝系公開中
吹奏楽の名門・白翔高校に入学した小野つばさ。トランペット初心者で吹奏楽部に入部し、甲子園を目指す野球部員の山田大介と出会う。お互いの夢に向かって、ある約束を交わすが……。監督:三木孝浩 出演:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之、志田未来、上野樹里ほか

(取材・文/釣本知子)

最終更新:9/1(木) 11:00

週プレNEWS

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