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スッキリ暮らすために買ってはいけない「無印良品」インテリアグッズとは?

HARBOR BUSINESS Online 9/1(木) 16:20配信

「生活に必要な最小限のものだけですっきり暮らす」という、ミニマリスト(最小主義者)の暮らし方が注目されている。

 そうしたミニマリストが好む家具として、現在注目を浴びているのが、無印良品の商品だ。最低限の装飾と機能性の高さ、手頃な価格帯で、全国の主婦層から絶大な人気を集めているのだ。

 その無印良品の商品を駆使した独自の“ミニマリスト生活”を実践しているのが、ブログ「少ないものですっきり暮らす」の著者で、今年、『無印良品ではじめるミニマリスト生活』(KADOKAWA刊)を執筆したやまぐちせいこし氏だ。今回、やまぐち氏にすっきり暮らすために、買ってはいけない無印グッズを聞いた。

◆リビング編

・リビングの家具は、腰より高いものはNG

 圧迫感をなくし、くつろぎ感のあるリビングを作り出すためには、背の高い家具を買ってはいけない。

「とりわけリビングが狭い人がついやってしまいがちなのが、天井まである高いテレビラックを買うこと。棚とテレビ台を兼ねる便利な家具だが、リビングにもっとも必要な“リラックス感”が失われてしまう」とやまぐち氏は指摘する。

 無印良品のなかには2mの「オーク材スタッキングシェルフ」などの商品があるが、これはNG。

 やまぐち氏のオススメは、腰の高さで収まる「オークAVラック薄型」だ。家具に高さがないため収納力は落ちるが、これを機にそもそも必要のないモノかどうかを取捨選択し、不要な家具をどんどん捨てることで、くつろげるリビング作りを目指したい。

・自力ケアできない家具は、ストレスのもと

「家具選びで大事なのが自力でケアできるかどうかの有無だ」と、やまぐち氏は指摘する。幼い子供のいる家庭の場合、どんなにおしゃれな家具も、食べこぼしや落書きなどで汚れてしまう恐れがある。

 やまぐち氏は「自力で汚れを取れなければ、どんなに良い家具も台無しになる」と言う。テーブルなど毎日使うものは、こぼして汚れてもすぐに拭ける素材のものを選びたい。

 やまぐち氏が和室で使っているのが、パイン材のテーブル。汚れたときのケアも簡単なうえ、安価で使いやすいのも特長だ。

◆壁編

・壁と違う色の掛け時計を避ける

 白い壁に派手な装飾の時計をかけてしまうと、壁から浮いてしまい、部屋全体がごちゃごちゃした印象になりがちだ。

「白い壁なら白い時計など、色を統一させるのがポイントだ」と、やまぐち氏は言う。

 この発想は部屋全体のインテリアにも応用できる。ミニマリストらしいすっきりした部屋づくりのコツは全体のトーンに各家具をなじませること。白い部屋なら白い家具・家電といった具合に色彩を揃えることで、全体がすっきりした部屋を演出できる。

・季節の柄ものクッションカバー

 壁だけでなく、クッションカバーにも統一感を出したい。

 季節にあわせてソファのクッションカバーを替える人もいるが、「クッションカバーの色味は部屋全体がごちゃごちゃする元凶」だとやまぐち氏は言う。

 特にボーダーやキルティング生地があるとそこだけ色が浮きがちだ。基本的には無彩色のものを選ぶようにして、色彩を合わせるよう注意したい。

◆収納編

・「来客用」の食器は不要!

 無印良品に限らず、普段使いとは別で来客用に食器を揃えると、とたんにキッチンにモノが溢れる。整頓された状態を保つには、ある程度の割り切りが必要。ズバリ、普段家族で使っている食器を洗って使うことが肝心だ。

 たとえば、無印良品では、おしゃれで手頃な価格の食器が多く、その美しい見た目ゆえ、つい手が伸びてしまうが「本当にこれを毎日使うのか?」と自問しよう。

 やまぐち氏も「来客のティータイムしか用途がないのであれば、購入は見送るべき。また、来客用スリッパも何人分も揃えなくていいし、玄関に常備しておく必要もない」と割り切る。

 ここで大切なのは、“もしも”のための用意を思い切ってやめてしまうというミリマリスとの考え方。ここまで割り切れれば、部屋は間違いなくすっきりする。

・大きな棚は買わない

 前述したリビング棚と同様、キッチン棚や洋服ダンスも不要に大きなサイズを買ってはいけない。人間の心理として大きな棚を買ってしまうとその余白を埋めたくなり、つい不要なものを買ってしまうもの。

 こうした人間の心理を考慮したうえで、あえて小さめの棚を選ぶことで、自然と物を減らすように心がけたい。

・収納ケースは夏・冬の数を決める

 棚同様、タンスの中に余裕があると要らない服をたくさん買ってしまいがち。プラスチックでできた収納ケースである「ポリプロピレン収納ケース」は中身が見えて便利だが、買いすぎはNG。夏用1箱、冬用2箱のように数を限定し、タンスに入れたときに余裕が出るようにしておこう。

 なお、「収納ケースの高さや幅を揃えるのは基本中の基本。タンスの中で高さがバラバラにならないように、同じサイズのものを買い揃えよう」とやまぐち氏は言う。

 一様に無印グッズといっても、良い部屋になるかどうかは、買うときのちょっとしたポイントを意識できるかどうかにかかっている。やまぐち氏のようなミニマリストに学び、無駄なものを買わず、なじみの良い家具を揃えていきたい。

●やまぐち せいこ:「少ない物ですっきり暮らす」ブロガー。大分県在住、38歳、主婦。夫(39歳)、長男(12歳)、長女(10歳)の4人の家族。結婚14年目。住まいは、3LDK、築20年の賃貸マンション。もともと「甘ナチュラル」「北欧」など、さまざまなインテリアにハマっていたが、転勤族であったことをきっかけに、物を減らすミニマリストに目覚める

<取材・文/HBO取材班>

ハーバー・ビジネス・オンライン

最終更新:9/1(木) 16:20

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