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今だから話せる、『とと姉ちゃん』で高畑充希が傷ついたシーンとは

週刊女性PRIME 9/2(金) 5:06配信

 撮影もすべて終わり、いよいよエピローグへと向かう『とと姉ちゃん』。“今”だから語れるあんな話やこんな話を、ヒロイン・常子を演じている高畑に語ってもらいました。

「朝ドラのヒロインをやって、ドラマの真ん中に立つことの“極意”みたいなものをいろんな人に教えてもらえたと思います」

 まずは、見ているほうも胸がキュンとする、星野(坂口健太郎)との恋愛話。意外な出会いから“昔の恋”に火がついたけど? 

「実は、星野さんが戻ってくることは最初から知っていたんです。20週目くらいから再登場するとは聞いていたんですけど、まさか子持ちで帰ってくるとは思ってもいませんでした。別れ方も別れ方だったけど、再会の状況も、本人より前に彼の子どもと会うというのにはちょっと……(笑)

 高畑充希とすれば、坂口さんと撮影でお会いしていなかったのは短期間だけど、常子にしてみれば15年間会っていなかったわけですよね。私自身15年前といえば小学生のときだし……、そうやって置き換えると初恋とかも遠い昔のことで、もっと感覚として薄れていていいのかもしれないなって」

 再会した星野は、植物学者の道を諦め、会社員として働いている。

「切ないんです。ある意味、常子は夢を叶えていて、星野さんは夢を諦めているじゃないですか。それでなくても星野さんとのシーンは苦しいシーンが多いんです。

 彼の子どものため、家に手伝いに2か月行ったあと、星野さんの仕事が一段落してお手伝いが必要なくなったとき、最後に(お礼の)お金を渡されるとか。女心からすれば、かなりキツイ。“そんなつもりじゃないのに”って。あのシーンの撮影があった日は、傷ついて家に帰りました(笑)」

 再登場した坂口との重要なシーンは、彼のスケジュールの都合で3日間ほどで集中して撮影。その間、出番がなかった“魂のパートナー”花山伊佐次役の唐沢寿明は元気を十分に補充して現場入り。高畑は、その唐沢の勢いにタジタジだったという。

「ひと言でいえば、星野さんは“癒し”で、花山さんは“刺激”ですね。恋愛感情は絶対に星野さんだけど、花山さんとの結びつきは本当に強いです。

 花山さんは考えや発想のきっかけをくれる人だし、日常を乱してくれる人だと思うんです。そういった刺激に疲れたときに癒してくれるのが星野さん。もしかしたら、常子はどちらかだけだと物足りないのかもしれないですね。

 彼女はバイタリティーがある人だから、乱してもほしいし、癒してももらいたい。そのふたつが花山さんと星野さんというキャラクターに分かれている気がします」

 雑誌『あなたの暮し』では、商品試験の記事が話題になり、会社も大きくなってきた。

「石けん、アイロン、トースター……。いろいろやってきましたね。トースターのときはセリフで“1460枚焼き上がりました!”というのがあるんですけど、自分で言っておきながら感動しました。

 何かを最初に始めるのは、周りからネガティブなことも言われ、反感も買うだろうけど、やり続けないと新しい道は開けないんだな、って。花山さんも常子もカッコいいですよね。貫くってカッコいいなって」

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最終更新:9/2(金) 5:06

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