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セ・リーグ3位争いを藪恵壹が予言! 「CSに行くのは5位の阪神です」

webスポルティーバ 9/2(金) 12:04配信

 カープが25年ぶりのリーグ優勝へひた走るなか、セ・リーグのCS進出争いが熱を帯びている。一時は、7月の月間MVPを獲得した筒香嘉智の大爆発もあって、DeNAが抜け出したようにも思えた。しかし徐々に差は詰まり、9月1日終了時点で4位ヤクルトと1ゲーム差、5位阪神と3ゲーム差まで迫られ、三つ巴の様相を呈している。

【写真】ラミレス監督が絶大な信頼を寄せる4番の筒香嘉智

 3球団とも残り試合が20を切った終盤戦、果たしてラストスパートを決めるのはどこなのか。かつて、阪神の主力投手として活躍した藪恵壹氏に、セ・リーグCS争いの展望を聞いた。

「先発投手の粘りが期待できるのは3位のDeNAですね。前半戦の疲れは夏場を過ぎたあたりにドッと出てくるものなんですが、ラミレス監督はシーズン当初から先発陣の投球数を100球前後に抑えてきたので、他球団に比べて疲労の蓄積は少ないはず。賛否両論があるなか、我慢して続けた起用法の効果がここから出てくると思います。

 ただ、ストッパーである山崎康晃の不調は痛いですね。ここまで27セーブを挙げているのは立派ですが、救援失敗が多く、去年ほど自信を持った投球ができていない。打線も、頼みの筒香が失速気味。もともと先発陣に絶対的エースはいませんし、追われる立場としてはちょっと厳しいかもしれません」

 そうなると、今シーズン一度も3位以上に順位を上げたことがないヤクルトのCS進出が現実味を帯びてきそうだ。8月には山田哲人までもが戦線を離れるなど、相次ぐ主力の離脱がありながら、昨年のリーグ覇者の底力を発揮してDeNAに肉薄している。

「3球団のなかではヤクルトが一番厳しいと思っていたんですけどね(笑)。その予想を、西浦直亨、谷内亮太、鵜久森淳志などの活躍で見事に覆しました。そこに山田が帰ってきて、川端慎吾も復帰間近ですから、勢いはさらに増すでしょうね」

 勢いがあるのは打撃陣にとどまらない。7月まではチーム防御率がほぼ5点台だった投手陣が、エース小川泰弘の3戦連続完投勝利を筆頭に、8月は防御率3 .63と復調の兆しを見せているのだ。

「DeNAとはまた違った形での先発陣のケアが効いてきています。これはヤクルト独自のものなんですけど、神宮球場で試合がある時には、先発陣の球場入りだけ遅らせているんです。全体の集合が14時なら、先発投手は16時に球場に来てアップを始めるといった具合にうまく調整して、投手陣の駒不足をカバーしていますね」

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最終更新:9/2(金) 15:37

webスポルティーバ

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