ここから本文です

「排便時の赤い色の出血=痔」とは限らない!?もっと重篤な病気が隠れている可能性も…

OurAge 9/2(金) 21:00配信

もしかしたら痔かも? そんなとき、羞恥心から受診をためらう人も多いのでは?
「最近は女性専用の外来日を設けるクリニックが増えています。家の近くにないか調べて、問い合わせてみるといいでしょう」とは、医療法人社団桃仁 日本橋レディースクリニック院長の野澤真木子さん。日本大腸肛門病学会の指導医でもある。

医療機関を受診する時間がない場合は、市販薬を1週間くらい試してもいいそうだが、症状が改善しないときや、出血が認められる場合は早めに受診を、と語る。

「必ずしも赤い色の出血=痔とは限りません。『痔だと思っていたら大腸がんだった』というケースもあるからです。大腸がんは今や女性のがんの死亡原因の第1位ですが、早期発見、早期治療によって治る確率が高い病気です。出血や便の異常に気づいたときには迷わず受診してください」

痔の治療は、まずは生活&排便習慣を見直すことが基本。いったん投薬で改善しても、痔になりやすい生活を続けるかぎり、再発してしまいがちなのだ。

「一日の終わりにはシャワーよりもお風呂で温まり、血行を促しましょう。また、便秘や下痢に注意して、排便時間は短めに!温水洗浄便座を使う際は低めの温度とソフトな水流で、洗いすぎずに短時間ですませましょう」

そして、いちばん重要なのは、歯磨き粉程度の軟らかさの便をスルッと出すこと。それには腸内の善玉菌を増やす食事が決め手だという。

「食物繊維(根菜や海藻、きのこなど)と水分をしっかりとるようにしてください。食物繊維には便のかさを増やし、軟らかくする作用や、腸のぜん動運動を活発にする働きがあります。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌とビフィズス菌は腸内環境を整えてくれます。オリーブオイルもおすすめです。排便を整えることがおしりの健康につながります」

最終更新:9/2(金) 21:00

OurAge

なぜ今? 首相主導の働き方改革