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好業績は『ガルパン』『アイマス』のおかげ!? バンナムの決算が四半期過去最高を更新!!

おたぽる 9/2(金) 22:00配信

 決算発表シーズンを迎え、大手ゲームソフト、主要モバイルゲーム企業の2016年4~6月期(一部2~4月期と3~5月期)決算が出そろった。その中でも、株式会社バンダイナムコホールディングス(以下、バンナム)は、同四半期ベースでともに過去最高を更新し、注目が集まっている。

 2016年第1四半期(4~6月期)決算は、売上高は1,447億円(前年同期比5.4%増)、営業利益は234億円(同29.1%増)と、好業績を記録。これを受け、同社は平成29年3月期 第2四半期累計期間(平成28年4月1日~平成28年9月30日)の連結業績予想数値について、売上高は2,900億万円(5.5%増)、営業利益は320億円(39.1%増)と上方修正。公式サイトに公開されている資料では、「ネットワークエンターテインメント事業の海外の家庭用ゲームソフトおよび国内外のネットワークコンテンツ、映像音楽プロデュース事業が好調に推移した」と理由を明かしている。

 その一つとして挙げられたのが、今年3月発売の『DARK SOULS』シリーズの最新作、『DARK SOULS III』。ダンジョン探索の緊張感や高い達成感につながるゲーム性はそのままに、新たな世界で構築された完全新作の本格ダークファンタジーアクションRPGだ。13言語に対応し、全世界で同時期にマルチ展開した結果、今年5月に累計出荷数300万本を突破、シリーズ累計では1,300万本を記録するなど、世界的ヒット作となった。

 その他、おたぽる的に注目したのは、『ガールズ&パンツァー』と『アイドルマスター』シリーズの台頭だ。

 まず、『ガルパン』は、映像・音楽パッケージソフトや関連商品の販売が好調に推移したことが今回の好業績につながったとか。昨年11月に公開され、現在も絶賛上映中の『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、累計興行収入23億円を突破、一部の劇場で今年11月まで上映されるという異例のロングラン上映も決定するなど、類を見ない人気を誇っている。

「『ガルパン』と言えば、茨城県・大洗町が物語の舞台になっていることが有名で、ファンの間では大洗町が聖地となり、そのことから地域や地元企業がアニメとのタイアップイベントを行ってきました。15年、大洗町ではふるさと納税による返礼品に『ガルパンウォーター』『ガルパン飲み比べセット』『ガルパン干し芋セット』などのガルパングッズを加え、寄付金が昨年度は約763万円程度だったのが、1カ月だけで1億6,000万円を超えたり、劇場版の公開にあたって観光客も増加、年間81万2,000人と前期から2万4,000人増えたそうで、『ガルパン』による経済効果は凄まじいものがありました」(ガルパニスト)

 そして、『アイマス』から派生し、昨年9月の配信から約半年で1,200万ダウンロードを突破したスマホアプリ『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』(以下、『デレステ』)などの国内の既存主力タイトルが安定した人気を得ていることも、今回の好決算の理由の一つだそうだ。

 アイドル育成ゲームとしてコアなファンを獲得していた『アイマス』は、スマホゲーム化によって大きな成長を遂げ、フィギュアなどのグッズや、ライブイベント、ショップ、カフェなど幅広い商品・サービスを展開。10年以上もの間、アイドル育成ゲームの人気シリーズとして君臨し続け、現在のアイドルコンテンツの人気の火付け役ともなり、バンナムの好業績を支えるコンテンツの一つとなった。

 以前、『デレステ』でメンテナンスの終了時刻が大幅に延長された際には、“お詫び品”を運営側に求めるどころか、「そうか! 俺たちの課金が足りないんや!」「詫び課金させろや!」と自ら進んで“お詫びに課金”をすると謎のクレームを入れ、「詫び課金」なる言葉を生み出す(参照記事)など、熱心な“P”さんが多い。

 今回のバンナムの決算発表を受けて、ネットでは「アイマスP」から、「課金戦士バンナム」「日本ゲーム業界を引っ張る企業だがユーザーを怒らせるのも一流な企業」と、ゲームの“課金制度”に不満を持つ声も上がっているが、「化けて続けてナンボよ」とどこか達観したようすの「アイマスP」も。

「ガルパニスト」や重課金者の「アイマスP」がいる限り、『ガルパン』そして『アイマス』はこれからもバンナムを支え続けていくだろう……。

最終更新:9/2(金) 22:00

おたぽる