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「バロテッリは賞味期限切れの選手」 元フランス代表FWがニース加入の“迷える悪童”を酷評

Football ZONE web 9/2(金) 15:00配信

「ベン・アルファの二匹目のドジョウを狙ったのかもしれないが…」とデュガリー氏

 栄光のフランス・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーが、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを獲得したニースを批判している。元フランス代表FWクリストフ・デュガリー氏は「彼はもう賞味期限切れの選手」と、戦力にならないと酷評した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

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 デュガリー氏はボルドーで活躍し、その後はACミランやマルセイユなど名門クラブを渡り歩いた。1998年の地元フランス開催のW杯では、南アフリカ戦でチームの大会初ゴールを決めるなど優勝に貢献。2000年の欧州選手権でも優勝メンバーに名を連ねた名手で、05年に現役を引退した。
 
 移籍市場最終日となった8月31日、リバプールからバロテッリを獲得したニースの強化戦略に対して、デュガリー氏は大きな疑問符を付けたという。

「チームはベン・アルファの二匹目のドジョウを狙ったのかもしれないが……。私は、ニースの会長は知的な人物であると敬意を払っているし、確かにチームが前線の選手を必要としていたとはいえ、このイタリア人FWの獲得が適切な選択肢だったとは思えない」

 ベン・アルファはフランスで“花の87年組”と呼ばれる世代で、カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)、サミル・ナスリ(セビージャ)、ジェレミー・メネズ(ボルドー)など、若くして将来を期待される選手たちと同世代だった。

 しかし、素行の悪さや大きな負傷もあり、才能が開花しないまま昨季、母国のニースに加入。すると、34試合で17ゴールを挙げるなど、チームの躍進に貢献。さらにフランス代表にも復帰し、今季はパリ・サンジェルマンへとステップアップを遂げた。

リバプールが行った異例の“厄介払い”

 ベン・アルファが再起したように、バロテッリも同様のケースになり得るとチームが判断したのだろうと、デュガリー氏は語る。とはいえ、バロテッリの場合、期待しているシナリオ通りにはならないと考えているようだ。

「今のバロテッリは、正しい道をあまりにも長い時間に渡って見失ってしまった選手だ。彼はもう賞味期限が切れた選手だろう」

“迷える悪童”は、一昨季にリバプールで、昨季に期限付き移籍のミランで、それぞれリーグ戦1ゴールと不発に終わった。その結果を見る限り、「すでに終わった選手」と切り捨てるのは、ある意味、当然とも言える。

 リバプールはニースに対して、年俸よりも安い金額で保有権を譲渡するという、異例の厄介払いを行った。ニースで復活を期すバロテッリだが、栄光のW杯メンバーからはしばらく懐疑的な目で見られそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/2(金) 16:44

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