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殊勲のメッシが代表引退撤回を決意させたファンのエールに感謝 「多くの人々が愛をくれた」

Football ZONE web 9/2(金) 15:40配信

これぞエースの貫禄! 復帰初戦の大一番でウルグアイを破る決勝弾

 アルゼンチン代表からの引退を撤回したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)は、現地時間1日に行なわれたロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選第7節のウルグアイ戦に先発出場して決勝弾を奪った。試合後のインタビューで「僕はがっかりしたけど、多くの人々が愛を示してくれた」と代表復帰を後押ししたファンに感謝したと、アルゼンチン紙「オレ」が報じている。

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 前節終了時点で勝ち点2差で首位を走るウルグアイ相手の大一番で、メッシが輝いた。前半42分、縦パスを受けたメッシはゴール正面やや右のペナルティーエリア外側に位置し、ゴールを背にした状態だったが、左サイドに流れながらボールをキープすると、ウルグアイ守備陣の虚を突くように鋭く反転するやいなや、左足でシュートを放つ。相手に当たってコースが変わったボールはゴールネットへと吸い込まれた。

 その後アルゼンチンは、前半終了間際にFWパウロ・ディバラがこの日2枚目の警告を受けて退場となったが、ウルグアイの猛攻をしのいで勝ち点3を奪い、同予選首位に浮上した。

 殊勲のナンバー10は「(予選突破ラインの)上位4チームに入るのは非常に難しいんだ。僕たちはアンフェアな退場を受け、タフな試合を戦った。このレフェリーから10人で戦うことを余儀なくされたことは、初めてではないからね」と、主審を担当したチリ人レフェリーのジュリオ・バスクニャン氏をチクリと批判しつつも、“辞めないで”とエールを送ってくれたファンへの感謝の思いを伝えた。

「あの敗戦は難しくショックなものだった」

「僕が代表引退を口にした時、それは嘘ではなかった。あの敗戦はとても難しいショックなもので、失望感を持った。しかし(エドガルド・)バウサ監督と話し、いつも僕に理解を示してくれるブエノスアイレス、コルドバ、メンドーサ、そして国全体の人々の愛情によって、代表に残ることがベターだと考えたんだ」

 6月のコパ・アメリカ・センテナリオ決勝、自らのPK戦失敗による敗戦を受けて代表引退を口にしたメッシだが、多くの人の支えによってカムバックできたと明かした。代表戦前には足を痛めたとの報道もあったが、「僕は恥骨を痛めている。だけどシーズンは始まっていて、多くの重要な試合がやって来るのは事実だ」と次のベネズエラ戦も見据えている。

 アルゼンチン国民から受けたエールを原動力にしたメッシ。2年後のW杯で、今度こそ初のA代表タイトルを獲得するための第一歩になったことは確かだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/2(金) 15:40

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