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スペイン紙が選ぶ移籍市場最終日の歴代「5大ビッグディール」 “駆け込み”が目立つクラブは…

Football ZONE web 9/2(金) 17:13配信

移籍期限ギリギリでの大物獲得が得意な“銀河系軍団”

 8月31日をもって、欧州主要各国リーグの移籍市場がクローズとなった。今夏もブラジル代表DFダビド・ルイスがパリ・サンジェルマンからチェルシーに復帰、フランス代表MFムサ・シソコがニューカッスルからトットナムに電撃加入するなど活発な動きを見せたが、これを受けてスペイン紙「AS」は過去に起きた「最終日に起きた5大駆け込み移籍」を紹介している。

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 まず取り上げられているのは、2002年夏の元ブラジル代表FWロナウドだった。当時ロナウドはインテルに所属していたが、現在もレアル・マドリード会長を務めるフロレンティーノ・ペレス氏は、“銀河系軍団”構築に向けて野望を燃やしていた。移籍交渉は8月を通じて行われるなど難航を極めたが、UEFAチャンピオンズリーグの選手登録期限の1時間前にメガディールが成立した。

 ロナウド移籍から3年後の05年、レアルは再び期限ギリギリの移籍を模索した。そのターゲットは、現在チームのキャプテンを務めるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスだった。当初はセビージャ側が、当時10代の俊英DFを売り渡すことを強硬に認めなかった。しかし最終的には2700万ユーロ(約31億円)の移籍金を支払うことで、セルヒオ・ラモスの新たな住処はサンチャゴ・ベルナベウとなった。

 10代のヤングプレーヤーでの大型移籍は、セルヒオ・ラモスの前年の04年にも起こった。当時エバートンに所属していたイングランド代表FWウェイン・ルーニーは、4000万ユーロ(約46億円)もの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに加入した。当時はプレミア史上3番目のビッグディールとして話題になったが、現在ではトップ50にも入っておらず、時代の趨勢を感じさせる。

放出でも最終日に様々なドラマが生まれる

 駆け込み移籍でレアルは、加入だけでなく放出でも存在感を見せている。13年夏にはドイツ代表MFメスト・エジルをアーセナルに4500万ユーロ(約52億円)で売却。背番号10のチャンスメーカーは現在“アシスト・キング”としてガナーズの攻撃を担っているが、エジル放出についてエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが「僕にとって悪いニュースだ! 彼は僕の動きを一番知っている選手だった」と怒ったとの逸話が残されている。

 マーケット締め切り直前で放出されたのは、元ブラジル代表FWロビーニョも同じだった。05年に鳴り物入りで“白い巨人”の一員となったものの、チーム内でそのポテンシャルを発揮しきれたとは言い難かった。08-09シーズン開幕直後にチェルシーが獲得を望んでいたものの、最終的にはオイルマネーで巨大補強を始めたマンチェスター・シティが4000万ユーロ(約46億円)という高額で強奪した。

 今夏も移籍市場の締め切り日に、選手たちを巡る様々なドラマが生まれた。果たしてメディアの過熱する報道に見合うだけの活躍を、見せることができるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/2(金) 17:13

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