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音楽の聴き方を変えるアマゾンEcho コネクテッドスピーカー「Sonos」と連携 

Forbes JAPAN 9/2(金) 11:00配信

コネクテッドスピーカーの「Sonos」にとって、アマゾンのスマートスピーカー「Echo」はこれまで最大のライバルだった。しかし、8月30日にニューヨークで行われたイベントで、Sonosはアマゾンと提携し、アマゾンの音声認識サービス「Alexa」を使ってSonosのスピーカーをコントロールできようにすると発表した。



ただし、SonosはデバイスにAlexaを搭載せず、ユーザーはアマゾンのEchoや「Dot」スピーカーを購入し、それらを介してSonosをコントロールする必要があるという。Sonosは年末にプライベートベータをリリースし、2017年の初め頃には全てのSonosオーナー向けにサービスの提供を開始するという。

Sonosのパトリック・スペンス社長によると、他のAlexaパートナーに比べてソフトウェアの統合はより深いレベルで行われているという。現状、Alexaのサードパーティー開発者は、ウーバーに配車依頼をしたり、スマートサーモスタットを操作して室温を設定するといった「スキル」(サービスや機能)を追加することができる。Sonosも、Alexaに話しかけてビートルズの曲を再生し、Sonosのアプリを起動して音量を変えたり、次の曲にスキップするといったシームレスなユーザー体験を実現するために、アマゾンと共同で開発を進めている。

Echoでの音楽ストリーミング利用が急増中

両社の提携は、Alexaの重要性が高まっていることを如実に表している。Alexaを搭載したEchoが2014年に登場したときは、そのインパクトの大きさを理解している者はほとんどいなかった。しかし、Echoの機能が強化されるにつれ、多くの人がインターネット上のサービスを利用するのにアプリを使わず、Alexaに話しかけて用を足すようになっている。アマゾンはこれまでに推定300万台のEchoを販売したとされる。

Echoがもたらした新たな世界にSonosも適応する必要に迫られている。Sonosは14年前の設立以来、これまでに3億ドル以上の資金を調達し、年商は10億ドル近くに達する。しかし、最近ではEchoを使って音楽ストリーミングを利用する人が増え、アマゾンにユーザーを奪われていた。今年初めには、Sonosのジョン・マックファーレンCEOがブログの中で人員整理を発表し、音声技術や音楽ストリーミングサービスへの投資を強化することを明らかにしていた。

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最終更新:9/2(金) 11:00

Forbes JAPAN

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