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本田が示す、日本が試合巧者になるための仰天プラン。「例えば毎年100人のJリーガーを…」

SOCCER DIGEST Web 9/2(金) 17:00配信

「戦い方とかを話す以前にたぶん根本的な気合いみたいな…」

[ロシアワールドカップ・アジア最終予選]日本 1-2 UAE/9月1日/埼玉スタジアム
 
 本田は、UAE戦の黒星を「期待とは真逆の、受け入れ難い結果」と捉えている。「この1試合ですべてが終わるわけではないということをポジティブに受け止めたい」とも言っているが、やはり落胆せざるを得ない敗戦だったのだろう。

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 勝負の分かれ目は、UAEの同点弾。「結果論になりますが、カウンターを受けるような取られ方をしてしまって、そこからFKを与えての失点だったので、それがなければという結果論になりますが、もう少し危なげなく試合を、1点取ったところからちょっとコントロールしてもいいのかなと今はそう感じています」
 
 本田に言わせれば、試合をコントロールできるほどの力がこの日の日本にはなかったという。
 
「戦い方とかを話す以前にたぶん根本的な気合いみたいな、根性みたいな、一歩危ないところに足を出して潰すとか、そんな負けず嫌いみたいなものが90分なかで求められる。それをなんか地味に足りないのかなと」
 
 ただ、そう簡単に解決できる問題ではない。本田もそれは強く感じている。
 
「短期的に解決できる問題でもないと思う。人間が明日変身することはありえない。僕は積み重ねだと思っているんですけど、強いて言うと、長期的なプロジェクトなら、やはりJリーグの選手がもっと海外に出て行く。何度も言ってますけど、それが必要なアプローチ。こうコメントすると、いつもJリーグを批判していると言われるんですけど、サッカーの質が違うんでね。
 
 別にJリーグの質が悪いというわけじゃなくて、まったく別の質なんですよね。別の質に慣れるということをしないといけない。国際大会では別の質と戦うのでね。対外人に慣れる選手がもっと多くなるということは、この予選ではなんの解決にもならないかもしれないけど、また別のプロジェクトとして考えないといけない」
 
 ただ、UAE戦に臨んだスタメン11人のうち、Jリーガーは西川、森重、大島の3人だけだった。欧州組主体のチームでなぜ粘り強く戦えなかったのか。
 
「今の状況って、海外である程度試合に出ていたら日本代表でレギュラーになれる。例えば、毎年100人ぐらい日本から(海外に)行くと。それで海外にレギュラーは50人いると。そこから誰を選べるかというのが、例えば南米なんです。僕の経験上、ブラジル人がいないクラブはないんで。でも今はね、僕ら含めて海外である程度レギュラー争いしている選手であれば、よほどのことがないかぎりは代表に呼んでもらえる。(理想は)海外で活躍するのがむしろ当たり前というプレッシャーのなかでやっていく。そういうところだと思います」
 
 真の意味での競争を経験している選手が少ないということかもしれない。ただ、本田が目指すところまで日本代表が辿り着くには……。果たして、何年かかるのだろうか。

最終更新:9/2(金) 17:00

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