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ルーク・ウッドPresidentに聞く、Beatsの揺るぎなきサウンドポリシー

ローリングストーン日本版 9/2(金) 17:00配信

Beats by Dr. Dreのヘッドフォンは、プロのミュージシャンがスタジオで創り出す生のリアルな音を再現する革命的なプロダクト。レコーディングスタジオのサウンドをそのままユーザーに提供することをモットーとしているBeatsの代表、ルーク・ウッドPresidentが来日し、世界で活躍する日本人アーティストのMIYAVIと、"曲を分解する"セッションを都内のスタジオで行い、同社プロダクトの魅力をプレゼンテーションした。

MIYAVI、Beatsのルーク・ウッドPresidentと語るこだわりの音作り

一目でBeatsとわかるクールなロゴデザイン。レコーディングスタジオからダイレクトに伝えるプレミアムなサウンド。音楽の持つ"感情"を大切にした製品づくり。Beatsのサウンドポリシーやデザインの秘密、世界的成功に至るまでのプロセス、今後のビジネス展開など、ウッド氏に話を聞いた。

—Beatsは"by Dr. Dre"というネーミングから、日本ではストリートカルチャーのイメージも強いです。ターゲットはどのあたりを狙っているのですか?

代表のひとり、ジミー・アイオヴァインが初めてレコーディングしたアーティストはジョン・レノンだったのですが、その後ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティ、U2などが続きました。Dr. Dreは、2パック、50セント、エミネムなど、ヒップホップのアーティストのプロデュースで知られていますね。私はもともとニルヴァーナのA&Rをしていたんですけど、ロックンロール、ポップ、R&B、ソウルなど、我々3人が色々なジャンルの音楽に携わってきたことの強みを活かして、Beats製品は全ての音楽ファンに向けて作られています。ちなみに私は今朝起きた時、コール・ポーターを聞いていましたよ。

—今後は、ファッションやカルチャーなどトレンドに敏感な若者たちなど、ライト層を含めた多様なターゲットに向けて展開していくのでしょうか?

我々の製品は、スタジオで作られた音楽をそのままピュアに聞き手側に伝えることを常にモットーとしています。アーティストやプロデューサーがレコーディングスタジオで注ぎ込むエネルギー、そこで起きる魔法のような瞬間を捉えて、それを製品を通して全てのリスナーに伝えたいんです。音楽だけではなく、映画、テレビ、ゲームなど、音が関連するすべてのもの、耳に入るものすべてに目を向けています。

—Beatsのプロダクトは一目でBeatsとわかります。デザインを含め、製品づくりにおけるこだわりとは?

Beatsの製品づくりにおいて大切なポイントは3つあります。それはデザイン、エンジニアリング、音質。このうちのどれが欠けてもダメなんです。この3つが揃ってはじめて良い製品が作れる。たとえば、アルバムのレコーディングが終わったら、次は"アルバムのジャケットをどうしよう?"と考えますよね。アルバムのジャケット、つまり製品のビジュアル・メッセージはとても大切なんです。そういったマーケティングにも時間を投資しています。

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最終更新:9/2(金) 17:10

ローリングストーン日本版

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