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柳田離脱もマジック点灯、苦しい時こそ頼れる捕手・細川と鶴岡の存在感。「経験豊富なベテラン2人はホークスの強み」

ベースボールチャンネル 9/3(土) 6:50配信

優勝経験を持つ二人

 シーズンも残すところあと20数試合。ソフトバンク打線は活気を取り戻しつつあるが、なかなか北海道日本ハムファイターズを引き離すことができずにいるのが現状だ。しかし、2日についに優勝マジック20が点灯した。先発投手陣の踏ん張りがチームを支えている。リーグトップの14勝をあげている和田毅を筆頭に、武田翔太が12勝、千賀滉大が11勝と3投手が2ケタ勝利をマークしている。中継ぎ陣や抑えのデニス・サファテに疲れが見える終盤、打線の復活により投打が噛み合った試合をより多く見せてほしいものだ。

 勝てるチームには必ず頼れる捕手がいる。

 投手をリードしながら試合を作り、チームを引っ張る扇の要と言われる存在。現在、福岡ソフトバンクホークスは2人の捕手が主にマスクを被る。細川亨と鶴岡慎也。開幕マスクは自身初となる斐招、シーズン序盤は高谷裕亮がその位置にいた。しかし、鶴岡のスタメンマスクが徐々に増えていき、1軍復帰後の細川は存在感を示している。経験豊富なベテラン捕手がいることで、若手投手は安心して思い切り腕を振ることができ、中堅やベテラン投手は息の合った投球をすることができる。

 細川はソフトバンクに移籍して6年目で初めて、春季キャンプをB組でスタートさせた。開幕にも1軍に名を連ねることはなく、ファームで調整後、高谷の左膝の負傷により入れ替わる形で6月19日に1軍へ昇格した。プロ15年目、西武とソフトバンクでの優勝経験を持つベテランの存在は大きい。慎重なリードと確実な捕球は投手に安心感を与えている。

 一方の鶴岡はここまで88試合に出場。細川の39試合を大きく上回るが、ここ10試合の先発マスクは細川9試合に対し、1試合と激減している。

「自分は143試合出場するつもりでキャンプから準備してきました。出場機会が減って不甲斐ない。でもチームは優勝を目指してやっている。行けと言われたらしっかり結果を出せるように準備するだけです」

 そう話す鶴岡だが、こちらも日本ハム時代に優勝経験があり、2012年には吉川光夫と共に最優秀バッテリー賞を受賞した。清水将海バッテリーコーチはこう話す。

「優勝経験のある細川がいることは心強いです。そして、鶴岡がいる。前半戦、彼が頑張ってくれたから今がある。経験豊富な2人がいることはうちの強みでもあります」

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最終更新:9/3(土) 6:50

ベースボールチャンネル