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アトレティコ、スタイルの継続と求められる変化。シメオネ体制5年目で迎えた正念場【欧州主要クラブ補強診断】

フットボールチャンネル 9/3(土) 9:00配信

 現地時間8月31日、欧州主要リーグの移籍市場が締切を迎えた。この夏も各チームで様々な移籍があったが、それぞれ主要クラブの補強はどうだったのだろうか。今回は近年躍進著しいアトレティコ・マドリーの補強を占う。

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主な移籍一覧

IN
GKアクセル・ウェルナー(ラファエラ)
GKボノ(レアル・サラゴサ/期限付き移籍から復帰)
DFシメ・ヴルサリコ(サッスオーロ)
DFセオ・ヘルナンデス(アトレティコB/昇格)
DFエミリアーノ・ベラスケス(ヘタフェ/期限付き移籍から復帰)
DFハビエル・マンキージョ(マルセイユ/期限付き移籍から復帰)
DFシルビオ(ベンフィカ/期限付き移籍から復帰)
MFニコラス・ガイタン(ベンフィカ)
MFバーナード・メンサー(ヘタフェ/期限付き移籍から復帰)
FWディオゴ・ジョッタ(パコス・フェレイラ)
FWケビン・ガメイロ(セビージャ)
FWボルハ・バストン(エイバル/期限付き移籍から復帰)
FWレオ・バチストン(ビジャレアル/期限付き移籍から復帰)
FWアレッシオ・チェルチ(ジェノア/期限付き移籍から復帰)

OUT
GKアクセル・ウェルナー(ボカ・ジュニオルス)
GKボノ(ジローナ)
GKアンドレ・モレイラ(ベレネンセス)
DFシルビオ(ウォルバーハンプトン)
DFヘスス・ガメス(ニューカッスル)
DFセオ・ヘルナンデス(アラベス)
DFハビエル・マンキージョ(サンダーランド)
DFエミリアーノ・ベラスケス(ブラガ)
MFマティアス・クラネビッテル(セビージャ)
MFバーナード・メンサー(ギマラエス)
MFオリベル・トーレス(ポルト)
FWボルハ・バストン(スウォンジー)
FWレオ・バチストン(エスパニョール)
FWルシアーノ・ビエット(セビージャ)
FWディオゴ・ジョッタ(ポルト)
FWサントス・ボーレ(ビジャレアル)

今シーズンの展望

 リーガエスパニョーラの開幕2試合を見るかぎり、シメオネ体制5年目の今年、アトレティコ・マドリーは正念場に来ていると言っていいだろう。

 シメオネのカリスマ性、求心力に支えられたチームは高い守備意識、ピッチに立つ11人全員のハードワークを前提に、素早い攻撃を繰り出し、バルセロナ、レアル・マドリーに肩を並べる内容と結果を出し続けてきた。シメオネが途中就任した11/12シーズンのヨーロッパリーグ制覇を皮切りに、リーガやコパ・デル・レイの優勝、チャンピオンズリーグの準優勝2回と輝かしい成績を残してきた。

 今シーズンの開幕前にシメオネは「大きく変えようとは思わない」と述べ、これまでの戦い方を踏襲する意思を示したが、リーガ開幕から2試合で1得点、奪った勝ち点は2。シメオネ政権下で最も悪いスタートとなった。

 同じスタイルを継続することによるチームのマンネリ、“金属疲労”、対戦相手からの徹底した研究など様々な原因は考えられるが、一つのサイクルの終わりが見えつつあるといえるだろう。

 また、シメオネは「戦況や相手を見て変化する。我々は変化に対応できる選手たちを抱えている」とも話している。この“”変化”をどのタイミングでどのように付けていくかが重要なポイントになってくる。

 今シーズンのアトレティコのメインターゲットはビッグイヤーだ。2度のマドリード・ダービーに敗れ、シメオネ・アトレティコが手にしていないタイトルはCLのみ。このタイトルを獲らずして、アトレティコを離れることはできないはずだ。

補強・総合力診断

補強診断 B

 大きな補強はなかったものの、着実にシメオネの求める選手を補強。しっかりと穴を埋めた。フアンフランに頼り切っていた右SBにはサッスオーロからヴルサリコを獲得。また、ストライカーとしてセビージャからガメイロを補強した。ガメイロがこれまでになかった“変化”をアトレティコに付けられるかどうかが補強の成否のカギを握っている。

総合力診断 A

 チームの骨格、スタイル、戦い方は大きく変化はしておらず、選手たちは迷いなく戦えるはずだ。これがマンネリになってしまうか、新たな刺激をシメオネがもたらすことができるかによって、今シーズンの結果は変わってくるはずだ。

フットボールチャンネル

最終更新:9/3(土) 9:04

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