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巨人若手選手を悩ます深刻な「ブレイク2年目のジンクス」

ベースボールチャンネル 9/3(土) 11:20配信

1年活躍すると翌年は……

気が付けば、首位広島と13.5ゲーム差だ。
先月24日に広島が優勝マジック20を点灯させてから、2位巨人は5連敗を喫し1勝7敗と急失速。
すでにマジックは「7」まで減り、カープ25年ぶりのリーグVは秒読み段階である。

巨人苦戦の最大の要因は、やはり若い新戦力の台頭がほとんどなかったことだろう。
阿部慎之助や村田修一といった30代中盤から後半の選手がクリーンナップを打ち、同じく30代中盤の内海哲也や大竹寛がローテで投げ続ける。
頼れるベテランなのは確かだが、最後まで彼らを脅かすような若手選手が皆無だったことは事実だ。
六大学最速の男としてキャンプで猛アピールしていた快速ルーキー重信慎之介は、ここまで21試合出場で打率.206、3盗塁。
阿部や村田に代わる大砲としてオープン戦で起用され続けた14年ドラ1岡本和真は、わずか3試合の出場で打率.100、0本塁打。
即戦力右腕として新人王が期待された15ドラ1桜井俊貴は故障に苦しみ、1試合、0勝1敗、防御率8.31。
今年1軍で50試合以上出場した新戦力が、35歳ギャレットと32歳クルーズの助っ人陣、そして出戻りFAの34歳脇谷亮太だけでは寂しすぎる。

巨人を悩ますのは、若手選手が1年活躍したら、その後低迷するというジンクスだ。
例えば、11年にデビューして119試合出場、28盗塁でタイトルを獲得した藤村大介は翌12年から109→40→21と年々出場数を減らし、15年にはついに1軍出場0。今季もわずか5試合しか出ていない。
12年に6勝2敗、防御率1.86という成績を残した宮国椋丞は、次代のエースとして翌13年にハタチの開幕投手を務めるも防御率4.93と急激に悪化。14年はフォームを崩し3試合の登板に終わり、15年からは中継ぎとしてマウンドに上がっている。
13年、48試合で打率.324、4本塁打を記録して待望の「打てるセカンド」の誕生かと騒がれた中井大介は守備中の故障で自らチャンスを手放すと、復帰後は極度の打撃不振に陥り、26歳で迎えた今季も打率.170と低迷。もう3年間、1軍で本塁打を放っていない。

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最終更新:9/3(土) 11:20

ベースボールチャンネル