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セビージャ敏腕SDは清武獲得の成功を確信 「キヨの“フットボール言語”は疑いようがない」

Football ZONE web 9/3(土) 18:41配信

有望株や不遇をかこつ選手を安値で買い、高値で売却するのがセビージャのサイクル

 日本代表MF清武弘嗣は新天地セビージャでレギュラーを掴みつつあり、日本人選手にとって“鬼門”と呼ばれるリーガ・エスパニョーラで奮闘している。クラブの敏腕SDとして知られるモンチ氏が公式サイトでインタビューに応じ、清武について「キヨタケは言語の壁という問題を、プレーによって小さくしている」と高く評価している。

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 モンチSDは資金力が限られるクラブの中で、まだ名を知られていない有望株や不遇をかこつ有名選手を獲得。その一方でブラジル代表DFダニエウ・アウベス(セビージャ→バルセロナ→ユベントス)、クロアチア代表MFイバン・ラキティッチ(セビージャ→バルセロナ)らを安値で買い、高値で売却するサイクルを成り立たせている。

 その動きは今夏、より一層激しかった。チームをUEFAヨーロッパリーグ3連覇に導いたウナイ・エメリ監督がパリ・サンジェルマンへ去り、ホルヘ・サンパオリ新監督が就任。また、アルゼンチン代表MFエクトル・バネガをインテルに売却し、2列目の主力を失った。

「多くの重要な決定を下すため、大変なハードワークをした。とても難しい夏だったよ。でも最終的な結果は、私たちが望んだものと非常に近いものだった」

 モンチSDの言葉通り、クラブは手際良く清武とスペイン人MFパブロ・サラビアの加入を発表。その後も元ブラジル代表MFガンソ、そして移籍期限ギリギリで元フランス代表MFサミール・ナスリを期限付き移籍で獲得し、きっちりと頭数を揃えた。

清武獲得時の問題は「日本人であること」

 周囲を驚かせたナスリ獲得については、モンチSDは「彼は(オファーを受けた)60チームの中でセビージャを選んでくれた。このクラブはすべてのプレーヤーにとって野心を感じるクラブなのだ」と自画自賛しつつ、清武についてこう答えた。

「我々がキヨタケに賭けることを決めた時、問題は日本人であることだとずっと言っていた。なぜならば言語の壁があるからね。しかし、彼は最初からチームに上手く溶け込んだ。彼は良いプレーを見せ、その“フットボール言語”は疑いようのないものだった。その順応性は多くの新加入選手が直面する問題を解消している。最終的には、選手間で良いプレー感覚を共有しないといけないからね」

 清武はUEFAスーパーカップのレアル・マドリード戦、バルセロナとのスペインスーパーカップ第1戦にフル出場した。そこでの安定したパフォーマンスを買われ、リーガ第1節のエスパニョールも先発。1ゴール・1アシストの活躍ぶりで、周囲との連動性も上々だ。

 クラブ内で認められつつある清武は、好スタートを切ったセビージャ、そしてロシア・ワールドカップ最終予選で苦しい黒星スタートとなった日本代表の両方で、自身の存在感を高めていけるか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/3(土) 20:33

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