ここから本文です

昨季リーグ女王のベレーザが国内一冠目を獲得! 籾木や田中ら若手が躍動し、三冠に猛進

Football ZONE web 9/3(土) 22:33配信

籾木の先制ゴールで勢いに乗り、終わってみればベレーザが4発快勝

 昨季のなでしこリーグ女王、日テレ・ベレーザが、今季の国内一冠目を圧勝で勝ち取った。9月3日、3シーズンぶりに復活したなでしこリーグカップ1部の決勝戦が行われ、ベレーザはジェフ千葉レディースを4-0で撃破し、チャンピオンに輝いた。

 前半からベレーザが主導権を握ったものの、決定機を逃す場面もあり0-0でハーフタイムを迎えた。しかし後半、ベレーザの若い力が爆発する。同10分、右サイドのDF清水梨紗が上げたクロスを相手DFが処理にもたつくと、FW籾木結花が「シュートを打つ前に相手が滑る動きが見えた」と、冷静に相手のスライディングをかわし、豪快に蹴り込んで先制ゴールを決めた。

 これでリズムに乗ったベレーザは、同14分にMF長谷川唯が左サイドから上げたクロスをFW田中美南がヘディングで決めて2点目。さらに同19分、再び右サイド清水のクロスをMF隅田凜が相手の前に体をねじ込むようにダイビングヘッドで決めて、3-0と一気にリードを広げた。そして、後半アディショナルタイムには、ゴール前正面で相手と対峙した籾木が「ファーを狙うところで、相手が食い付いているのでニアに打てば入るかと思った」と駆け引きを制し、技ありのシュートを決めて4-0と圧勝した。

 ベレーザの森栄次監督は「前半は0-0で苦しんだが、後半に良い形で1点目が入ってからはウチのサッカーができた。0-0で前半を終えれば、後半勝負という頭があった。後半、特に左サイドは変化を付けながら入っていけたのが良かった。年頭に三冠を取ると目標にしていたので、リーグ戦も絶対に取りたいと思います」と、リーグ2連覇への意欲も示した。

ベテラン岩清水はチームメートに感謝

 ベレーザは主将のDF岩清水梓やMF阪口夢穂など、なでしこジャパンの中核を担った選手を軸に、この試合で活躍した若手が力をつけて躍動。この試合でゴールに絡んだ籾木、隅田、清水、長谷川の4人は、ヤングなでしこの中心メンバーとして11月のU-20女子ワールドカップでの活躍が期待される。

 また、22歳の田中もなでしこジャパンですでに6試合に出場し、3ゴールを決めている期待の若手ストライカーだ。下部組織の日テレ・メニーナから選手を輩出するなど、クラブの育成力も光る。

 岩清水は「ハードワークしてくれる頼もしいチームメートに囲まれた」と、若手の多いメンバーを称えた。2013年に元なでしこジャパンMF澤穂希など主力が大量に移籍し、苦戦が続いていたベレーザだが、昨季にリーグ女王の座を5年ぶりに奪還。今季はカップ戦を制しており、日本女子サッカーを支え続けた名門ベレーザの黄金期が再び訪れそうな気配が漂う。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/3(土) 22:33

Football ZONE web

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。