ここから本文です

新・東京婚活事情:「結婚願望のない男」を愛してしまった、一途すぎる女。その行く末は...

東京カレンダー 9/3(土) 5:20配信

東京都内のハイスペックな男女たち。

大都会東京で生き抜く彼らの恋愛感、そして結婚観は、一体どのようなものなのだろうか?

【この記事の全ての写真】

人生を左右すると言っても過言ではない、結婚という制度。特に都会では、そんな結婚に対するハードルが年々高くなっている。

一筋縄ではいかない、現代の婚活。他人から見れば羨ましい限りの人生を送る都会人の、結婚に対する価値観、その裏に潜む闇、リアルな実情を覗きたくはないだろうか?

一見完璧な恋人。しかし、その正体は...?

皐(さつき)、31歳、独身です。金融系の会社の、営業アシスタントをしています。

もう随分長いこと、彼のことで悩み続けています。

彼と出会ったのは、26歳の時。同い年で、商社に勤める彼との付き合いは、もう5年を越えます。

友人の集まりの中で自然と付き合いが始まった彼とは、性格も価値観もピタリと合い、順調な関係を築いてきました。

週に1、2回のデートを重ね、週末には恵比寿の彼の部屋にお泊まり。年に1度は二人で有休を合わせ海外旅行を計画したり、連休には温泉旅行に行ったり。

お互いの友人同士も仲が良く、定期的にホームパーティーをしたり、夏にはBBQや海に出かけることも多いです。

喧嘩もなく、穏やかで平和な日々を過ごす私たちですが、何故なのでしょう。

彼は、結婚願望だけが、全くないのです。

都内のホテルで、たまたま結婚式に遭遇したとき...?

交際を始めた当初から、彼とはあまりに順調な関係でしたので、私は当然のように、暫くすれば彼と結婚をするだろうと思っていました。

私は、人並みの結婚願望と出産願望を持っている女です。昔からぼんやりと、30歳までには結婚したいと思っていました。

彼との付き合いが1年程経過した頃だったでしょうか。たまたま都内ホテルでアフタヌーンティーのデートを楽しんでいたところ、結婚式の新郎新婦に遭遇したんです。

「私も、いつか、あんなドレスが着たいな」

ふと、そう言ったとき、彼は幽霊でも見てしまったような、怯えた視線を私に向けました。

「俺、結婚はしないよ...」

二人の間に、それまで感じたことのない、奇妙な空気が流れました。

それが私の、辛く苦しい日々が始まりでした。

1/3ページ

最終更新:9/3(土) 5:20

東京カレンダー

記事提供社からのご案内(外部サイト)

東京カレンダー

Tokyo Calendar.Inc

2017年1月号
11月21日発売

定価800円(税込み)

RESTAURANT OF THE YEAR 2016
年末飲まずにいつ飲むの? 泡酒Award 2016

なぜ今? 首相主導の働き方改革