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アニメ「チア男子!!」の舞台“早稲田・高田馬場”

東京ウォーカー 9/4(日) 15:30配信

【連載】聖地巡礼さんぽ~あの作品の街を歩く~Vol.19

漫画や映画、ドラマなど、人気作品の舞台となった街を散策し、“住みたい街”としての魅力を深堀していく本連載。ここからみんなの“住みたい街”が見つかるかも?

【写真を見る】メンバーを集めるためハルたちは、大学内でチアのパフォーマンスをする

第19回は、直木賞作家・朝井リョウの小説を原作にした、現在放送中のアニメ「チア男子!!」の舞台となっている早稲田、高田馬場、雑司ヶ谷周辺を紹介。

幼い頃から柔道を続け、大学でも柔道部に入るも自分には才能がないことに悩み、ケガをきっかけに退部したハル。そして、同じタイミングで柔道部を辞めた、幼馴染のカズは、ハルと一緒に新しいことをすると宣言。そして二人は男子だけのチアリーディング部を立ち上げ、全国チア選手権を目指すというスポーツ青春ストーリー。

作中では、ハルやカズたち男子チアリーディング部のメンバーが活動する街としてこのエリアが描かれている。そんな、アニメに登場するスポットとともに、街の魅力を紹介する。

■ 「鬼子母神前停留場」

柔道部を辞めたハルと一緒に新しいことをしようとするカズが、男子チアに誘うためにハルを自宅に招いたシーンで登場する、カズの家の最寄り駅。

早稲田から三ノ輪までをつなぐ都電荒川線の停留場のひとつである「鬼子母神前停留場」。かつて都電は、さまざまな路線が走っていたが、今ではこの荒川線が現存する唯一の路線であり、都内では貴重な路面電車が走る風景が見られるのも、ここをはじめとした沿線の魅力。そのせいか、この近くは古きよき昭和の頃の面影が感じられる、落ち着いた雰囲気のエリアだ

■ 「鬼子母神通り商店街のアルテリア・ベーカリー 雑司が谷店」

1話で、ハルがカズの家に行くシーンで描かれていた商店街。目白通りから「鬼子母神前停留場」を通り、鬼子母神堂付近まで続く。和菓子店や畳店、布団店をはじめとした老舗もまだ元気に営業しており、昔ながらのアットホームな雰囲気が感じられる。

その一方で、新しいお店も登場しており、若い人にも使いやすいのも魅力的。アニメにも商店街にある店舗として描かれていた「アルテリア・ベーカリー 雑司が谷店」も約2年前にオープンした新しい店。店内で焼き上げ、出来立てを販売する多彩なメロンパンが自慢だ。店頭には、常に10種前後の商品が並び、季節変わりのフレーバーも多数揃えている。

近くの高田馬場で生まれ育った店長の茂呂博文さんは「このエリアは個人店が多いので、飲食店の食べ歩きが楽しめます。それに鬼子母神堂など散策スポットも多いので、街に飽きることがありません」と話してくれた。

■ 「早稲田大学南門通り商店会」

実際にはアニメに登場していないが、ハルがバイトをしている「高田牧舎」があるのが「早稲田大学南門通り商店会」。ハルは店のスタッフとして、人前で恥ずかしがらずに笑顔を作るチアの特訓と、男子チア部の活動資金を作るのを兼ねて働いている。「高田牧舎」は現在改装中で9月下旬ごろにリニューアルオープンの予定だ。

約20店舗が軒を連ねる「早稲田大学南門通り商店会」は、カフェや定食屋、中華料理店など飲食店が多く、この周辺で生活する人たちの胃袋をつかんでいる。また、冬になるとイルミネーションを行っており、地元の冬の風物詩として親しまれている。

■ 「戸山公園」

結成間もない男子チア部は人数が少なく、体育館が使えないため、ハルの家の屋上などを練習場所としていた。その練習場所のひとつとして描かれているのが「戸山公園」。明治通りを挟んで、大久保地区と箱根山地区の2つに分かれるほど、都心にありながらも広大な敷地を誇っている。

山手線内では一番標高の高い山・箱根山があるなど園内は起伏に富んでおり、ちょっとした山登りができるなど子供たちのかっこうの遊び場になっている。そのほかにも、ベンチなどを備えたのんびり過ごせる広場や、小さい子供たちが遊ぶじゃぶじゃぶ池、アスレチック遊具などもあり、幅広い年代の人が使える公園だ。

取材に訪れたこの日も、園内では、大学生たちが部活動の練習を行っており、作品同様近隣の学生からも親しまれている。

■ 「Cucina Caff OLIVA」

アニメとは関係はないが、高田馬場で新たな話題を集めそうな、戸山公園の近くにあるトラットリアカフェを取材時に発見。

9月15日(木)にオープンする「Cucina Caff OLIVA」は、本格イタリアンが楽しめるカジュアルトラットリア&カフェで、新鮮な野菜や魚介、旬の素材を使ったイタリアづくしの多彩なメニューが並ぶ。

また、地域活性化を目指し、キッズ料理教室やワイン教室といったような食にまつわるイベントも開催。「駅から少し歩きますが、店舗周辺は緑が多くあったり、空一面をあおぐ景色であったり周辺環境に恵まれています。また、地域住民の方々に支持されるお店づくりを当社で行ってきている実績もあるので、地域に根差したお店作りを行うため高田馬場エリアを選びました」(広報担当者)。

原作小説を書いた朝井リョウの母校であり、作品のモデルになった男子チアチームがある早稲田大学をはじめ、さまざまな大学や高校がある早稲田・高田馬場・雑司ヶ谷エリア。若い学生たちのエネルギーが感じられる街を舞台に、男子チアという新しいことを始めようとする大学生たちの青春が生き生きと描かれている。

また、早稲田周辺は都心でありながらも戸山公園などがあり、緑が多いのも特徴。さらに雑司ヶ谷周辺は、都電が走っているなど、レトロな雰囲気が魅力の街。そして高田馬場は、駅を中心に多彩なグルメスポットやレジャー施設などがそろっている。

そんな、さまざまな表情が感じられる早稲田・高田馬場周辺を、アニメに登場したスポットともに歩いてみてはいかが。【東京ウォーカー/小松孝裕】

第20弾は9月下旬配信予定

最終更新:9/4(日) 15:30

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