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錦織圭、身長211cm大男の攻略は 自身のファーストサーブがカギ

webスポルティーバ 9/4(日) 18:38配信

 US(全米)オープンテニス3回戦で、第6シードの錦織圭(ATPランキング7位、8月29日付け、以下同)は、ニコラ・マユ(42位、フランス)を、4-6、6-1、6-2、6-2で破り、順当にベスト16入りを決めた。だが、グランドスラム第1週を戦い終えた錦織の表情はどこか冴えなかった。

 マユのサーブ&ボレー、チップ&チャージ、スライスを駆使したクラシックなテニスに、錦織は少し手間取った。マユのスライスへの錦織の対応が甘く、ストロークが浅くなって、マユにフラット系で強打されることもあった。

「(マユが)思っていたよりもアグレッシブにきて、ストロークのダウンザラインへの展開が早かったり、前へ入ってくるタイミングだったり、少し押された部分はありました」

 だが、第2セットからはマユのテニスのクオリティーが落ち始め、「ストローク戦で勝てないと、どうしようもないので」と錦織が深くスピードのあるストロークを打ったり、コースを突いて、マユを左右に振ってミスを引き出すと、試合の流れは錦織のものとなった。

 今回のUSオープン4回戦進出により、2016年シーズンのグランドスラムで、錦織はすべてベスト16以上に進出した。彼のキャリアでは初めてのことだ。

 しかし、今回のUSオープン第1週の3試合をすべて4セットで勝利した錦織は、「ベストな試合は、この3試合でまだないですし、特にここ2試合は苦しい展開もあった」と、いまひとつすっきりしない様子だった。負けるかもしれないという思いが、3試合とも頭をかすめることがあったという。

「このままいくと負けるだろうなと、最悪の展開はいつも想定しながらプレーはしている。それがいいのか悪いのかわからないけど……」

 錦織はパニックに陥らないように細心の注意を払い、なるべくポジティブに考えようとはしている。そして、グランドスラム第2週目に向けて修正すべき点があることを認識し、気を引き締める。

「テニス自体がそこまで悪いわけではないですけど、細かい部分を直さないと格上の選手には到底勝てないでしょう」

 特に懸念材料となっているのがファーストサーブの確率。1回戦が55%、2回戦が56%、3回戦が46%と調子が上がってこない。

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最終更新:9/5(月) 13:09

webスポルティーバ

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