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リバプール監督がバルサの“恵まれた環境”に皮肉 「約50%の試合を“Bチーム”と戦っている」

Football ZONE web 9/4(日) 12:30配信

プレミアリーグの競争力の高さを強調したクロップ監督

 バルセロナとレアル・マドリードという二大巨頭が覇権争いを引っ張るリーガ・エスパニョーラだが、若き名将の代表格であるリバプールのユルゲン・クロップ監督が「バルセロナは約50%の試合を“Bチーム”と戦っている。リカバリーのようなものだ」と英紙「デイリー・メール」のインタビューでチクリと皮肉っている。

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 インタビューでは一昨季限りでドルトムントの監督を退任した数カ月後、リバプールの指揮官に就任したいきさつなどを語っている。

「クラブはベンチに一貫性を求めていて、それに“ドンピシャ”だったのは僕だったようだね。僕は世界でベストの監督じゃないけど、かなりいい監督だとは思う。(リバプールの監督就任は)難しくない決断だった。彼らは僕の休暇を“壊せる”唯一のチームだったね。たくさんのオファーをもらったけどリバプールから来た時、すべて断ったよ」

 本拠地アンフィールドに充満する情熱が就任の決め手となり、今季もプレミアリーグの舞台で戦うクロップ監督だが、ポゼッションを主体に戦うバルセロナにあえて噛みついた。

「メッシが4.3キロ走れば、彼らは5点取れる」

「(プレミアと)スペインとの一番の違いは……バルセロナは彼らの試合のうち約50%は“Bチーム”の試合をできることだ。メッシは4.3キロ走ればいいし、それでも彼らは5ゴールを奪い取ることができる。それはリカバリートレーニングのようなものだ。イングランドでは、そのような試合は発生しないからね」

 FWリオネル・メッシの走行距離はデフォルメとはいえ、バルサのスタイルと置かれた環境にクロップ監督は一家言あったのだろう。リバプールは8月6日に行われたインターナショナル・チャンピオンズカップでバルセロナと対戦し、クロップ監督の信条である「ゲーゲン・プレス」が炸裂。4-0で昨季のスペイン二冠王者を完膚なきまでに叩きのめした。それから1カ月も立たないタイミングだけに、その試合についても語った。

「僕らはウェンブリーで彼らと対戦した。彼らはピッチ内の入場口でストレッチしたり、あくびをしていた選手もいたからね。我々は勝ったが、彼らは5点取ることもできたんだろうね」

 このように皮肉った。選手たちに献身的な運動量を求めるドイツ人指揮官の言葉は、2年連続スペイン国内二冠を果たしたバルサを刺激することになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/4(日) 12:30

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