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“神の子”後継者候補が代表デビュー戦で無念の退場処分 メッシは「レフリーが悪い」と擁護

Football ZONE web 9/4(日) 15:10配信

ユベントスでブレークしたFWディバラ。ウルグアイ戦で代表デビューを飾るも…

 アルゼンチン代表引退宣言を撤回したバルセロナFWリオネル・メッシは、9月1日のワールドカップ南米選手権・ウルグアイ戦で決勝点を決めて1-0の勝利に貢献。そして、この試合ではチームリーダーとしての役割も十分に果たしていた。

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 このウルグアイ戦で代表初出場となったユベントスFWパオロ・ディバラだが、前半であろうことか退場処分となった。イタリア王者の一員として大ブレークした“メッシの後継者候補”はピッチ上で号泣したが、アルゼンチンの英雄・メッシの慰めで立ち直ったという。アルゼンチン地元紙「オーレ」が報じている。

「今は冷静になれたけど、木曜日は最悪だった。醜い瞬間だった。なぜなら特別な日だった。でも思うようにいかなかった。これまでにないほどの期待を胸に抱いていたのに……」

 2年前にパレルモでその名を馳せ、昨季ユベントスの若きエースとして台頭したディバラは、「メッシの後継者候補」という大きな期待を一身に背負うが、ワールドクラスのアタッカーがひしめくアルゼンチン代表で、ようやくデビューにこぎ着けた。

 だが、前半終了間際に相手との交錯で二枚目のイエローカードを受け、退場処分を言い渡されたディバラは顔をユニフォームで覆いながら号泣。ピッチを去る彼の頭を真っ先に撫でたメッシは、短く声を掛けた後、猛然と主審に抗議した。

メッシも代表デビューから40秒後に退場

 試合後、ディバラはメッシにこう慰められたという。「レオ・メッシは落ち着くんだ、と言ってくれた。こういうことは起こる。自分の責任ではなく、レフリーが悪い、とね。メッシとプレーするのはすごく心地がいいんだよ」と明かした。

 メッシ自身にも苦い過去があった。2005年8月のハンガリー戦で代表デビューを飾ったが、途中出場からわずか40秒後に相手に肘打ちを見舞い、退場処分に。メッシも代表デビュー戦のピッチ上で号泣した経験者だった。

「ピッチ上でどんなプレーをしたらいいのか話し合った。メッシのポジション次第で連動するんだ。もし彼が中央に入れば、自分はサイドに開く。メッシとプレーしたことがなかった。これは夢だった。そして実現したんだよ。主審に退場されるまではエンジョイできた。僕はメッシを助けようとした。彼がチームリーダーだからね。彼の隣でプレーできるなんて信じられないよ」

 ディバラは、同じ心の傷を持つメッシに対する心酔ぶりを明らかにした。「メッシの後継者候補」は代表デビュー戦で退場の憂き目に遭ったが、アルゼンチンはメッシの虎の子の一撃でウルグアイを撃破し、南米予選首位に立つ。

 復帰したメッシの庇護の下、ディバラは次代エースの道を歩めるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/4(日) 15:10

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