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世界で唯一の女系ブランド? 「茶目っ気」あふれるフェンディの魅力

Forbes JAPAN 9/4(日) 11:00配信

8人
ブランドを支えてきた女性の数

ファーアイテムで有名な「フェンディ」の名声は、8人の女性たちによって築きあげられてきたものだ。偉大なる母と呼ばれる創業者アデーレ・フェンディの魂は、その娘、孫、曾孫へと受け継がれている。



女性が起業したファッションブランドは数多く存在する。しかしながら約1世紀ものあいだ、女性が経営とクリエイションの両方で、その中心的役割を担ってきたところは「フェンディ」をおいてほかにない。それは、2001年にLVMHグループが、同社の筆頭株主となっても変わることはない。

ファッションは、そのほとんどが女性のために存在するものだ。彼女たちが求めるのは実用性だけでなく、「可愛らしさ」「茶目っ気」「豪華さ」などの主観的、または客観的要素が大きい。その欲望の形は、同ブランドのヒット商品をヒモ解けば理解できる。

現在「フェンディ」のメンズラインは、女性のシルヴィア・フェンディが手がけている。男のワードローブでありながらも、どこかに「可愛らしさ」と「茶目っ気」が入っているのは、至極当然のことなのだ。

世界で唯一? の女系ブランド

1926年フェンディ夫妻によって作られたハンドバッグは、馬具職人から受け継いだ手法を駆使したもので、その柔らかさと上品さから、たちまち巷で評判となった。その功績を支えたのが偉大なる母と呼ばれるアデーレ・フェンディ。女性特有のきめ細やかなデザインや縫製は、その後5人の娘へと受け継がれていく。50年代には、ファーアイテムを集めた初のカプセルコレクション「アモーレ」を発表、ファーにおいても世界のトップへと成長を遂げる。現在は、アデーレの孫シルヴィアがメンズ部門を手がける。家族経営で、しかも長きにわたって女性たちがクリエイションを手がけるブランドは、「フェンディ」をおいてほかにない。

小物に宿る?乙女心

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「フェンディ」の可愛らしさは、バッグなどを見れば一目瞭然となる。働く女性目線で、利便性を追求した「バゲット」シリーズ(1997年発表)は、フランスパンのように小脇に抱えられる軽快さで、世界的大ヒットに。また2009年に登場した「ピーカブー」(いないいない、ばぁ!の意)は、センシュアルながら、茶目っ気がある風貌が人気。そして13年の登場以来、セレブリティたちを虜にし続けているのが、ファニーな表情が印象的な「モンスター」。女性ならではの遊びゴコロが、同ブランドを支えている。



左:バックパック896,000円、中央:バックパック型チャーム148,000円、右:ウォレット104,000円(すべてフェンディ/フェンディ ジャパン)

Forbes JAPAN 編集部

最終更新:9/4(日) 11:00

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