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私立小中高一貫校出身者しか分からない悩み?エリート揃いの友人格差に耐えられない商社マンの葛藤

東京カレンダー 9/4(日) 21:20配信

東京には、上には上がいる。

地方で羨望の眼差しを向けられる年収1,000万円プレイヤーかて、東京ではさほど珍しいものではなく、「都心で優雅に暮らすには世帯年収2,000万円はないと。」とこぼす、東京婚活女子も少なくない。

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とはいえ、十分な稼ぎに、素敵な家庭と子供。客観的に見れば、十分恵まれた生活。これ以上、何を望むものがあるだろうか?

だが、彼らの得体の知れない渇きが満たされることは、決してない。

そんな日本の同年代で上位3%には入るであろう男たちの、東京生活での悲哀に焦点を当てる。

これまでにITバブル時代の破片である年収1,000万円の修二、堕ちゆく給料の恐怖に耐えられない外銀トレーダー晴彦、常に追われる飲食経営者の幹久、医者の夫の年収に満足できない恭子を紹介した。

今週は?

名前:賢治
年齢:36歳
職業:総合商社
年収:1,300万円

世界を股にかけた大仕事に憧れて

賢治の仕事は商社の中でも多忙を極める部署にいる。商社と言うと日系企業では花形と言われるほど人気だが、仕事量と給料が見合っていないと感じている。

賢治の父親は某メガバンクの副社長。東京生まれの目白育ちで、暁星小学校・中学・高校に通っていた。大学はストレートで慶應大学に進学。生まれ育った環境も含めて、学生時代の友人は皆裕福でエリート揃いだ。

「実は就職活動の際、大手の外資系の銀行も受けて受かっていんです。でもその時は何故か日系企業に惹かれて...結局今の商社に入社することを決めました。」

新卒3年目位までは忙しすぎて周りのことなど見えていなかった。仕事にもやりがいを感じており、世界を股にかけ、大きな事業に携わっている自分を誇りに思っていた。

しかし最近、暁星の友達や大学時代の友人に合うと、自分との給料差に愕然とする。外資系のコンサル会社や投資銀行に勤める友人達との経済格差が酷過ぎて、急に惨めな気持ちになりだしたと言う。

良すぎる育ちが邪魔をする

「商社の同期に言っても分かってもらえない悩みなのかもしれません。彼らの中には上を知らない人達もおり、今の環境と給料に大満足らしいので。」

賢治の昔からの友人は元々裕福な家庭で育った人が多く、所謂お坊っちゃま系が多い。 カッコイイ遊びは京都の祇園にあるお茶屋さんで遊ぶこと。20歳の時から既にそれを体験していた。 学生時代は皆一緒に楽しく遊んでいたが、大人になった今、周りとの経済格差が浮き彫りになっている。

「外資系に勤めていたり、親の会社を継いでいる友人達は自分の何倍もの稼ぎがある。何でそっちに行かなかったのか、悔しいというより情けなさが勝っています。」

もし学生時代からの友人の交流や、育ってきたような世界を知らなければ“商社マン”で一生幸せに暮らせただろう。しかし賢治は既に上の世界を知ってしまっているため、自分の今の現状が苦しいと言う。

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最終更新:9/4(日) 21:20

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