ここから本文です

「敵地」巡りで実感した、ホークスの圧倒的な存在感。日ハムよ、熱量で負けるな

ベースボールチャンネル 9/5(月) 6:40配信

結果はランニング3ランも、柳田は「攻めの守備」

 まず冒頭、ソフトバンク柳田悠岐選手の骨折に関しお見舞いを申し上げたい。ライバルチームであっても(いや、ライバルだからこそ)選手が欠けるのは残念でならない。報道では全治6週間ということだが、ご本人がコメントされた通り「とっとと直して」CSに間に合ってくれることを願う。

 実は8月下旬、九州ふっこう割を利用してヤフオクドーム、タマスタ筑後を巡ってきた。ペナントレースが佳境を迎えるなか、「ファイターズのいない敵地」を見に行くなんて滅多にないことだ。試合は8月26日のロッテ20回戦(ヤフオク)、翌27日の香川オリーブガイナーズ戦(タマスタ)。今季ずっと「雲の上」(最大11.5ゲーム差つけられていた!)の存在で、強いと言っておけばすんだソフトバンクについてあらためて考える機会を持ちたい。

 それがいい試合に当たった。ヤフオクドームのロッテ戦は「痛恨のランニング3ラン」(楽天19回戦、9回表1死1、2塁から茂木栄五郎にセンターを抜かれる)から一夜明けての試合だった。チームは4月以来守ってきた首位を明け渡していた。ロッテ先発は好調の石川歩だ。ここで牛耳られたらチームがガタガタになる。ホークスの反発力が問われる一戦だ。

 そうしたら初回、いきなり柳田が15号ソロで狼煙を上げるのだ。柳田は「痛恨のランニング3ラン」のとき、一か八か飛び込んで後ろに逸らした当事者だ。あのプレーは評価が分かれるところだが、僕は積極的な「攻めの守備」だったと思う。状況判断にもよるが、安全策ばかりじゃここ一番には勝てない。

 で、大事なのはそんな柳田を誰も責めないどころか、翌日15号ソロで口火を切った途端、皆、乗っかるところだ。湿り気味だった打線がウソのように活気づき、石川を3回KO、11対3で大勝する。戦力の強大さにばかり目が行きがちだが、本質は気持ちのチームだ。九州のファンはそこが好きなのだ。今回の柳田骨折は大ピンチだけど、逆にギュッとまとまるに違いない。

1/2ページ

最終更新:9/5(月) 6:40

ベースボールチャンネル

Yahoo!ニュースからのお知らせ