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小栗旬、サイコパスに苦しめられる弁護士役に Huluオリジナルドラマ『代償』今秋配信へ

リアルサウンド 9/5(月) 6:00配信

 Huluオリジナルドラマ『代償』の主演を、俳優の小栗旬が務めることが発表された。

 本作は、『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した伊岡瞬の同名小説を映像化したクライムサスペンスドラマ。重度の強迫性障害を患う弁護士・奥山圭輔(小栗旬)が、自身の人生を“不幸のどん底”に突き落としたかつての友人・安藤達也(高橋努)の弁護を引き受けることになり、いままで目を反らし続けてきた過去と向き合っていく模様を描く。

 小栗旬が演じる主人公・奥山圭輔は、少年時代に友人の安藤達也の策略によって、家族や大切な友人を失った過去を持つ男。劇中で小栗は、“精神の限界まで追い詰められた弱々しい男”を演じており、役について「これまでに経験したことのない難しさも感じています」とコメントしている。一方、圭輔の友人で、無期刑を求刑されている強盗殺人事件の容疑者・安藤達也を務めるのは俳優の高橋努。一見すると好青年だが、家庭崩壊や人格否定、犯罪教唆などのあらゆる手を使い圭輔を貶めたサイコパスを演じている。

 また、様々な悪事をはたらく達也の義母・安藤道子役を片岡礼子、心の病んだ圭輔を見守る医師・肇を平田満、圭輔の心の闇を危険視する法律事務所の所長・慎次郎役を石橋凌がそれぞれ演じている。そのほか、淵上泰史、柳英里紗、柳俊太郎などの若手俳優たちが脇を固めている。

【小栗旬 コメント】

■圭輔の印象

圭輔は心の病気を患いながらも、表向きは普通の顔をして生活していかなければならないキャラクター。“他者に対してある種、嘘をついている”ということを常に考え、感じながら演じなければならないんです。原作を読んだ時点で『これはしんどい役になるだろうな』と予想はしていましたけど、実際に撮影をしてみて『やっぱり、なかなか大変だな』と(笑)。特に、達也と再会してからの圭輔は、そわそわしている時間が最後まで続きますからね。撮影以外の時は、役のことをあまり考えないようにしようと思ってはいても、結局考えてしまうので、僕自身も日頃からざわざわしている感じがあります。

今回はありがたいことに、最初に全話分の台本を頂いたんですよ。キャラクター作りについて考える時間がたっぷりあるので助かっている半面、実はこれまでに経験したことのない難しさも感じています。というのも、撮影では一日中、苦しんで薬を飲むシーンを何話分も撮ったりするんです。『どうやって差をつけたらいいんだろう!?』と、表現のバランスの取り方で試行錯誤する日々ですね。

■共演の高橋努について

今回の現場でも、努くんの存在にすごく助けられています。普段から親しい間柄なので、先々撮るシーンのお芝居について話したり、読み合わせをしたりしながら、1人だけでは埋まりきらない部分を2人で共有できているんですよ。また、努くんが演じる達也は何を考えているのかよく分からないし、それでいて相手を射抜くような目をしているところもある! いざ会ってみると、やっぱりちょっと気持ち悪くて(笑)、僕もより圭輔として気持ちが入るんです。

■日米同時配信について

自分たちが作った作品が海外の方にどのように感じていただけるのか気になりますね。キャストもスタッフも精一杯やりましたので。

■本作の見どころ

『代償』は地上波のドラマなどではなかなか題材にしにくい物語。それを連続ドラマという枠組みで、約6時間使って掘り下げて作っていますし、面白がって見てもらえる作品になってるんじゃないかな、と思います。最初は弁護士モノのスタイルで始まり、途中からはだいぶ路線が変わるんですけど、そういう点では“弁護士の仕事をしている1人の人間の生きざま”みたいなものが出ている作品でもあります。何と言っても、後からまとめて一気見できるのがいい! 実は僕自身、ネット配信サービスでドラマを見る時は、一気見できる作品を選びがちなんですよ(笑)。特に、この『代償』に関しては、最後にまとめて一気見することで、世界観がより深く伝わってくる作品なんじゃないかなって思います。

【戸石紀子プロデューサー コメント】

小栗さんは、どんな役でも幅広く演じることができる変幻自在の俳優さんです。その圧倒的な演技力のみならず、高身長、スタイルと魅力的な低い声は、海外のドラマファンからも好かれる要素です。記念すべきHulu発の海外同時配信作品として、この度日本を代表する俳優として、小栗さんを起用させていただき、見事に演じていただきました。小栗さんが演じる圭輔は、神経質で精神疾患がある役どころなので、彼が追い込まれていくシーンは丁寧に時間をかけて撮影しました。この作品は、海外ドラマのように余計な説明を省いて、スピーディーな展開に見せることを意識しています。さらに、全話の台本があるうえで撮影に入れたため、1話から順番に撮るのではなく、パズルのように組み合わせて撮ったり、伏線を意識して作ることもできました。

※柳俊太郎の柳は旧字体

リアルサウンド編集部

最終更新:9/5(月) 6:00

リアルサウンド

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