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近未来のなでしこ候補たちが大量得点。日テレ・ベレーザがまず一冠

webスポルティーバ 9/5(月) 19:30配信

 6月から熱い戦いが繰り広げられていたプレナスなでしこリーグカップ決勝が行なわれ、日テレ・ベレーザが4-0でジェフ千葉レディースを下して優勝を決めた。

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 今シーズンすでに5度目の対戦となったこのカード(ベレーザが3勝1分)。カギとなったのは“先制点”と“粘り”だった。テクニック揃いの選手がつなぐ鮮やかなパスサッカーが身上のベレーザに対して、組織的な守備とトップの菅澤優衣香の打開力に懸けるジェフ。

 ベレーザは、どれだけはじき返されようとも粘って先制点さえ奪えれば流れに乗れる。ジェフとしては、粘り強い守備で耐え、先制点をものにできれば組織的守備でベレーザを捕らえることができる。粘り強い攻撃と粘り強い守備――両極の“粘り”を持つ鉾と盾の激突となった。

 互いに先制点を奪われることを恐れ、牽制し合う展開の前半は両者スコアを動かせず。「0対0で折り返せれば、後半にサイド攻撃から勝負をかける」(森栄次監督)と策を練っていたベレーザが、後半一気に勝負に出た。森監督のイメージ通り、左サイドの攻撃が活性化する。サイドバックの有吉佐織らが切り込めば、そこにポジションを変えながら多くの選手が絡んで行く。

 ベレーザに先制点が生まれたのは55分、櫻本尚子のクリアミスを籾木結花(もみき ゆか)が拾い、落ち着いてゴールに沈めた。その4分後には左サイドからの有吉のパスを長谷川唯が中へ、田中美南がピタリと頭で合わせて追加点。64分には、右サイドバックから上がってきた清水梨紗にボールが入るのを見た瞬間、一気に前線へポジションを取った隅田凛が難しい角度からヘディングで決めて3点目。そしてロスタイムには籾木がダメ押しの4点目を挙げ、後半の怒涛の攻撃でベレーザが勝負をつけた。

 悔しさを抑えきれないのは、ジェフのDFラインを束ねる櫻本だ。実戦の場を求めてジェフに移籍してから、守備の要として個を磨き上げ、守備の組織力をコツコツと積み重ねてきた。昨シーズンはその組織力にも手応えを掴んでいた。

「自分のミスからの失点。あそこを耐えることができていたら……」と先制点につながってしまった場面を悔いた櫻本。

「これまでの対戦から、サイド攻撃はケアしていたけど、やられてしまった」。それでも、「個では負けている感じはしなかった」と前を向いたキャプテン。試合の入りから組織的守備で一貫するならば十分に通用する守備力はある。90分の中で相手が戦い方を変えてきた際にどう対応していくか、ここからは組織的な対応力を向上させていかなければならない。完敗ではあったが、この4失点がジェフにとって必ず糧となるはずだ。

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最終更新:9/5(月) 19:30

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