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日本撃破へ心理戦を仕掛けるタイ代表監督 「失うものは何もない」と格上ハリルJを“褒め殺し”

Football ZONE web 9/5(月) 13:10配信

初戦黒星の両チームが激突 地元紙「タイが全面攻撃を約束」

 日本代表は6日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2節の敵地タイ戦を迎えるが、タイ代表のキャティサック・セーナームアン監督は「失うものは何もない」と精神的優位性を主張。“褒め殺し”も展開するなど、運命の一戦に向けてマインドゲームに突入している。地元紙「バンコク・ポスト」が「タイが全面攻撃を約束」との見出しで報じている。

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「今日は攻守のトレーニングに集中した。なぜならサウジアラビア戦では、何人かの選手が良いパフォーマンスを見せていなかったから」

 4日の練習後、セーナームアン監督はこう語った。タイは1日の初戦で難敵サウジアラビアとアウェーで戦い、試合を優位に進めながらも、後半に痛恨のPKを献上し0-1で惜敗。記事でも「議論を呼ぶ敗戦」とレポートされており、タイサッカー協会会長は誤審を連発した中国人主審に対する抗議文を、FIFAに送る方針を明らかにしている。

 一方、ハリルジャパンは埼玉スタジアムでの初戦でUAEに1-2で敗れているが、セーナームアン監督は手放しで日本を讃えている。

「我々は日本戦で難しい試合を予想している。彼らはいいシステムと強力な戦術を誇っている。彼らのいつものスタメンとベンチメンバーに大きな差は見出せない。多くの選手が欧州リーグでプレーしている。若手も五輪チームから昇格しているので、強力なチームだ」

「日本はよりプレッシャーにさらされる」

 日本代表は2015年1月のアジアカップ・オーストラリア大会の準々決勝でUAEにPK戦の末に敗れた後、同年6月のW杯アジア2次予選初戦でシンガポールとスコアレスドローに終わるなど、アジアでの威信をすっかり失っているが、敵将はハリルジャパンに対して“褒め殺し”を展開した。

 もちろんセーナームアン監督は、相手を持ち上げると同時に、マインドゲームを仕掛けることも忘れていない。

「両軍とも同じ状況にある。なぜなら我々は初戦で負けているからだ。日本代表は、よりプレッシャーにさらされるだろう。我々が最終予選にたどり着いたのは、わずか2回目。失うものなど何もないのだ」

 1998年フランスW杯出場後、4年に一度の祭典の常連国となった日本に対し、タイは最終予選への参戦が2度目。UAE戦でもベンチワークが冴えず、「なんでこの選手を選んでしまったのか」と人選ミスを試合後に嘆いたハリルホジッチ監督に、“勝って当たり前”という精神的なプレッシャーをセーナームアン監督は仕掛けている。

 熱帯地方ならではの高温多湿の環境での試合が予想されるが、指揮官は「天気は助けにならない。何日間か過ごしているから適応しているだろう。我々は試合で全力を尽くし、勝ち点3を奪いたい。最終予選の軌道を修正したい」と意気込んでいた。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/5(月) 13:10

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