ここから本文です

自動ロック付き「スマートバッグ」で衝動買いはなくせるか?

Forbes JAPAN 9/5(月) 18:00配信

これまでずっと、悪習を変えるには、それを変えたいという本人の強い意志以外に方法はないと考えられてきた。



しかし、資産管理サイトのファインダー・ドットコム(Finder.com)が、その考えを覆すような突拍子もないアイデアを考案した。それが、現金やクレジットカードへのアクセスを遮断する財布、アイバッグ(iBag)だ。冷蔵庫に鍵をかけ、ダイエッターが衝動的に食べ物に手を伸ばすのを阻止するのと同じ発想だ。

「浪費癖を治したい人に、お金を使ってはならないことを思い起こさせてくれる物理的な合図を出すバッグだ」と、ファインダー・ドットコムの広報担当ミシェル・ハッチンソンは説明する。

2年前にオーストラリアで発売した最初のアイバッグは、鍵でバッグをロックする仕組みだったが、ハッチンソンによれば、新バージョンはより洗練されたロックシステムに改良されている。

新しいアイバッグは2種類。1つは白地で、布でできた大きな2つの「目」と左右非対称の赤い口がついている。もう1つは生成り色のベースに黒っぽいフクロウがついているようなデザインだ。

必ずしも普段着に合わせて持つタイプのデザインではないが「アメリカの女性にとっては、衝動買いを防ぐのに役立つテクノロジーだけでなく、こうしたファッション性も魅力になると考えている」とハッチンソンは言う。

ファインダー・ドットコムの調査によれば、消費者の64%は毎月およそ7回、予定外の買い物をしている。衝動買いが最も多いのはミレニアル世代(18~34歳)で、その頻度は月に14回。Y世代(35~54歳)は8回で、ベビーブーマー世代は4回だった。

アイバッグのアイデアは、ファインダー・ドットコムが考案。ニューヨークを拠点に活躍するブラジル人のジオバ・ロドリゲスがデザインを手掛け、アイルランドに本社を置くコルマック・ロボティクス(Colmac Robotics)が開発したロボット技術が組み込まれている。

1/2ページ

最終更新:9/5(月) 18:00

Forbes JAPAN

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Forbes JAPAN 2017年1月号

株式会社アトミックスメディア

2017年1月号
11月25日(金)発売

890円(税込)

Forbes ID 無料会員登録を受付中!
今ならもれなく電子版最新号をプレゼント

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。