ここから本文です

映画「ポケモン」興収が伸び悩み 原因はポケモンGO?

デイリー新潮 9/5(月) 14:31配信

 夏休み、親子連れで楽しめる人気アニメ映画が手堅く観客を集めるものだが、今夏はちょっと異変が。

「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」は、1998年に始まったポケモン劇場版の19作目にあたる。

「ポケモン映画は1作目で興行収入72億円余りを記録、その後も40億円台など軽いものでした。邦画で毎年ベスト10入りが当たり前という、うらやましいほど安定したシリーズなのです」

 と、映画記者は解説する。

「今年も7月16日の公開から3日間で43万人余りを動員、興収は約4億7600万円と好ダッシュ。昨年スタートした新たなテレビアニメシリーズの劇場版とあって、すぐにでも観たいという子供が多かった」

 ところが、約1カ月を経た8月14日までの興収は16億円余りと伸び悩んでいる。

「実はここ2年ほどかげりが見えていました。14年夏で興収が30億円を切り、昨夏は約26億円と落ち込みつつあったのです」(同)

 今年はその額にも届かず、このペースだと20億円を超える程度にしかならないのでは、と見られている。

「ポケモンのライバルはポケモンでした。スマートフォン向けのゲームアプリ、ポケモンGOが日本で配信されたのが7月22日。映画公開の翌週だったのです。相乗効果を呼ぶどころか、ポケモン好きは、映画は後でも観られるとばかりに、暑い屋外に繰り出してしまいました」(経済部記者)

 事の次第に気づいたのか、TOHOシネマズ、アメリカのナイアンティック、株式会社ポケモンの3社は、ポケモンGOとのコラボレーションを実施すると合意。映画館をゲームの重要なアイテムを入手できるポケストップにするそうな。

 興収GO! といくか。

「週刊新潮」2016年9月1日号 掲載

新潮社

最終更新:9/5(月) 14:31

デイリー新潮

記事提供社からのご案内(外部サイト)

デイリー新潮

新潮社

「週刊新潮」毎週木曜日発売
「新潮45」毎月18日発売

「デイリー新潮」は「週刊新潮」と「新潮45」の記事を配信する総合ニュースサイトです。

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。