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「嫁姑」というドメスティックな関係。君島十和子さんの場合は

OurAge 9/6(火) 12:02配信

「知人の女性とお茶をいただきながら、たわいもない愚痴をこぼしていたら、『人生に起こる悩みのほとんどが人間関係の悩みらしいよ』と、横にいた主人が一言。なるほど、人と人の関係が生じるところに、悩みはもれなくついてくるのかもしれません」とは、君島十和子さん。

「夫婦関係、家族関係、仕事の仲間関係、友人関係…いろいろな人間関係がありますが、中でも、少々やっかいな上に業の深さを感じさせ、そのくせとかく揶揄されがちなのが『嫁姑』といわれる関係でしょう」

嫁と姑とは「血の繋がらない母と娘」。微妙でドメスティックな関係だ。
「私にも個性的な自慢の姑、義母がおります。義母は気骨があって、自分の意思を決して曲げない気丈夫な美しい人です。人や世間に決して媚びず、おもねらず、ご自分のペースで生活しています 。長年自ら会社経営をしていた事もあり、少なからず味方ばかりではなかったかもしれませんが、己の人生を戦って戦って勝ち抜いてきたキャリアウーマンです」

今でも思い出すのが、嫁入りが決まって、両家で話し合いをしたときのことだという。

「義母は『息子には数々の縁談がありました。世界中にいくつも別荘を持っているような実業家やフランスの貴族や江戸時代から続く名家からも、結婚のお話をいただいていました。けれど私はそういう家のお嬢さんなんか少しも興味がなかった。その点十和子さんは女性が仕事をすることの苦労を知っている方だから、お嫁に来てくれることに賛成した。

うちは商家なのだから、夏休みのたびに“それでは子どもたちと一緒に実家の別荘に参ります”と、自分の親許で過ごしたがるような方では、とてもつとまらないと思いました』と、うちの両親の前で、それはもうはっきりと断言しました」

褒められているのか、それとも違うのか…。
「私も両親も『全くもって我が家はただただ普通の家と普通の娘です』と、恐縮するしかありませんでした(笑)」

最終更新:9/6(火) 12:02

OurAge