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「後悔」から立ち直るのに強がってはいけない

ライフハッカー[日本版] 9/6(火) 19:10配信

いくら避けようと気をつけていても、おそらくあなたは、人生の中でいくつかの後悔を積み重ねるでしょう。「もっとうまく行ったかもしれないこと」にまつわる悲痛な記憶は、小さかろうが大きかろうが、あなたにつきまとい、今の喜びを楽しむことを困難にし、意思決定におけるあなたの自信の土台を崩すかもしれません。

でも、済んだことは済んだことです。タイムマシンをつくって過去に戻り、誤りを正すことはできません。後悔を乗り越え、より健全な姿勢で前に進むために、何かできることはあるのでしょうか?

少し前に発表された研究によると、答えはイエスです。その研究では、人生のつまずきから回復するためのさまざまなメンタルストラテジーが比較されました。その結果、後悔についてのある考え方に、私たちの回復を早めてくれる効果があるとわかりました。

「思いやり」は「強がり」に勝る

人生の後悔に対処するベストな方法を見つけ出すために、研究チームはなんらかの後悔をもつ参加者たちに対して、3つの行動のうちの1つを試すように求めました。最初のグループは、特に何もしませんでした。次のグループは、自分が抱える後悔について、思いやりにあふれた友人がかけてくれるような共感と理解を書き出すように促されました。そして最後のグループは、自分自身の強みや良いところについて書くように求められました。

自分の長所を声高に語ることが後悔を乗り越えるための一番の近道だった...と思われるかもしれませんが、研究結果が示したのはそうではありませんでした。間違いを犯し、弱さを持つ自分を許すことは、そもそも自分には誤りも弱さもそれほどないと自身に言い聞かせるよりも、後悔に対して効果があるようです。

「研究結果から、自己容赦や自己改善、自己受容をより強く感じたのは、思いやりのある言葉を自分にかけたグループだったことが示されました」と「PsyBlog」は伝えています。「自分の落ち度を受け入れることは、自分の良いところに焦点をあてることで自身を高めようとする行為よりも、後悔に対して有効であるとわかったのです」

「『セルフコンパッション(自分への同情)』は、私たちが後悔と対峙するうえで、より大きな力を貸してくれるだけではありません。それを持つことで、私たちが後悔をありのままに見ることも可能になります。なんだかんだ言っても、私たちは所詮、人間なのです」とPsyBlogの記事は書いています。

自分にやさしく接し、間違いを犯した自分を許すというセルフコンパッションは、先延ばしのあとに襲ってくる罪悪感を乗り越えるための効果的な方法でもあることを示す、以前の研究があります。今回の研究は、その研究に符合する興味深い内容になりました。

ですから、この次、人生の大きなつまずきで自分を精神的に追い込んでしまう時には、この研究のことを思い出してみてください。自分の弱さについて思いを巡らせたり、自分の強みを声高に語ったりするよりも、最も良い方法は、あなたが自分の良き友人になって、自身の不完全な人間性をただ受け入れ、間違いを犯した自分を許すことかもしれません。


How to Get Over Regrets, According to Science|Inc.

Jessica Stillman(原文/訳:阪本博希/ガリレオ)
Photo by Shutterstock

最終更新:9/6(火) 19:10

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