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「人工知能がつくった映画予告編」と「人間がつくった映画予告編」を見比べる

WIRED.jp 9/6(火) 8:00配信

20世紀フォックスは、人工知能(AI)をテーマにした新作ホラー映画『Morgan』のトレーラーを、IBMの「Watson」に制作してもらった。

【AIがつくった初予告編と、人間が手がけた予告編(下部)を比較してみる・動画はこちら】

IBMの研究者らはまず、シーンに切り分けたホラー映画のトレーラー100本以上をWatsonに与えた。Watsonは、各シーンの視覚要素や音声要素、構成を分析し、トレーラーに迫力をもたせる方法を学習した。その後、『Morgan』の本編90分を処理し、トレーラーに取り込むべきシーンを探した。

Watsonは『Morgan』の処理を終え、10個のシーンを取り出した。合計で6分ほどの動画になった。各シーンをつなげて筋の通ったストーリーにするのには人間の編集者が必要だったが、通常ならトレーラーを完成させるのに10~30日かかるところが、Watsonによってわずか24時間でつくることができたという。

IBMのWatsonが制作した初めてのトレーラーが、「研究室でつくられたヒューマノイド」についての作品であるのはぴったりだ。この作品では、Morgan(モーガン)と名づけられた少女型ヒューマノイドが、その人間離れした力で運命に反抗する(演じるのは『ザ・ウィッチ』のアニヤ・テイラー・ジョイ)。

彼女は、ある科学者が悪意に満ちた攻撃を受けたことに腹を立てる。そんな彼女を終了させるかどうかを決めるために、「企業問題処理係」(ケイト・マーラ)が呼ばれるというストーリーだ。

『Morgan』は英国で9月2日から公開予定(日本での公開は未定)。

AMELIA HEATHMAN

最終更新:9/6(火) 8:00

WIRED.jp

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