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「得意料理はゆで卵」だった不肖の嫁・君島十和子さんが姑から学んだこと

OurAge 9/6(火) 21:00配信

「義母の正直な気性をご存知の方からは『お姑さんとの同居生活は気苦労があったのでは?』とよく言われますが、気苦労が絶えなかったのは義母の方だったと思います」と語るのは、君島十和子さん。義母は裏表のある人ではないと、結婚後すぐにわかった、と当時を振り返る。

「なにせ私は『得意料理はゆで卵です!』という不肖の嫁でしたし、洗濯機を使うのも初めてという家事は何もできない有様で嫁いだのです…。義母が洗濯機を前に『十和子さん、いい?これがスタートのスイッチよ。そして、これが洗濯洗剤』と、まさにイチから手取り足取りで教えてくれたものです」

結婚して義母と同居した8ヶ月間は、朝から午前中いっぱいをかけて
・部屋の掃除の仕方(天井のホコリ取りから玄関の上がりかまちの拭き方まで)
・アイロンのかけ方
・銀器や漆器の手入れ、ガラスや陶器などの食器の扱い方
・洗濯の仕方、干し方、畳み方
などを習い、それが終わるとようやく義母は仕事へ出かけていったのだそう。

そして夕方、仕事を終えた義母が帰宅すると同時に、その日のご飯の支度をしながら、
・野菜の下ごしらえの仕方
・主人の好きなお味噌汁、料理など味付けの加減
・お鍋の洗い方
・汚れたふきんの始末の仕方
を教わった、と君島さん。

「仕事を持つ女性の家事の進め方を最も近くで学ばせてもらったと思っています。義母と同居していた時間は主婦として、妻として、母として生きる私の財産になりました。本当に貴重な時間、得難い時間だったと、今になってしみじみと思います。そしてあの8ヶ月間は『花嫁修業』というよりむしろ『君島商会の新人研修』に近かったような気がします(笑)」

主婦としての基本的な仕事やふるまいはもちろん、商家である君島家の「働く女性」としての心積もりや覚悟までも教えられていたという十和子さん。今の彼女があるのは、義母のおかげだったのだ。

最終更新:9/6(火) 21:00

OurAge

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