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不満を抱える岡崎が本田や香川らに注文 「ストレスになった。いろいろ試していくのもあり」

Football ZONE web 9/6(火) 9:40配信

ワントップで出場のUAE戦は不発。思うように崩せないまま、後半21分に浅野と交代

 日本代表は6日にロシア・ワールドカップ最終予選で敵地タイ戦に挑む。日本代表FW岡崎慎司(レスター)は、1-2で敗れたUAE戦での教訓を活かし、巻き返しを誓う。

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 1日のUAE戦でワントップ起用された岡崎だったが、不発のまま後半21分にFW浅野拓磨(シュツットガルト)と途中交代し、ベンチに退いた。攻撃陣はチャンスを多く作ったものの、思うようにUAEの守備を攻略できないまま時間が経過し、流れるようなパスワークからの崩しは鳴りを潜めた。その結果、工夫のない単調なクロスが増え、UAE守備陣に簡単に跳ね返された。

「普通にいったら、たぶんハセさん(長谷部誠)とか(大島)僚太の位置で、後ろから早いボールを(香川)真司とかに入れていくのが良かったのかなと。サイドでもそうですけど、結構みんな中央に寄ってしまって、真司が動くスペースがなくて、自分もスペースがなくてっていうある意味、渋滞じゃないけど、そういうふうになったので、そこはちょっとお互いストレスになった部分はあったと思う」

 岡崎は攻撃陣の停滞をそう振り返る。後半32分には、浅野のシュートがゴールラインを超えながらノーゴールと判定される不運があったものの、日本の攻撃が迫力を欠いた点は否めない。日本代表歴代3位の49得点を挙げているストライカーは「(本田)圭佑とかキヨ(清武弘嗣)とかも、もうちょっとサイドに張って、いろいろ試していくのもありかな」と、崩しのバリエーション増加を提言した。

レスターと代表で異なる役割に困惑も…

 所属のレスターでは、俊足が武器のイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが1トップに君臨し、チーム全体としてもシンプルな縦パスからカウンターを狙うスタイルが定着している。岡崎はトップ下のような位置に入り、献身的に守備の役割をこなしながら、ポストプレーで攻撃の中継点となる役割をこなす。代表とレスターでは、プレースタイルに大きな違いが生じているが、「レスターに戻って、広いスペースの中で自分が自由に動けるっていう役割をやりながら、また代表戻ってきたら、狭い中で周りとコンビネーション合わせていかないといけない」と、戦い方の違いに若干の戸惑いを見せている。

 中央攻撃に人数をかけて、細かいパス交換から崩す形は日本のストロングポイントだ。とはいえ、ライバル国が急速に力をつけ始めた今、そのストロングポイントを前面に押し出すだけでは勝利を掴めない。プレミアで揉まれたエースは、チームに柔軟な姿勢とスタイルの再考を求めている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:9/7(水) 12:30

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