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欧州メガクラブの今夏「移籍金収支表」を大公開 衝撃の“爆買い”や意外な堅実経営が明らかに…

Football ZONE web 9/6(火) 16:05配信

スペイン紙が11クラブの金額を集計 支出額1位は“ペップ・シティ”

 欧州主要リーグの夏の移籍マーケットは、現地時間8月31日をもってクローズされた。今夏は超高額移籍が実現するなど移籍金は高騰の一途を辿っているが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は各国メガクラブの移籍金収支表を公開している。

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 今夏の「爆買いナンバーワンクラブ」に輝いたのは、マンチェスター・シティだった。選手獲得で2億1300万ユーロ(約245億円)もの金額を費やし、DFジョン・ストーンズの5560万ユーロ(約64億円)を筆頭に、ジョゼップ・グアルディオラ新監督の望むメンバーを取り揃えた。

 これに続くのはジョゼ・モウリーニョ新監督が就任したマンチェスター・ユナイテッドで、1億8500万ユーロ(約213億円)。この大半はMFポール・ポグバの1億500万ユーロ(約120億円)の移籍金に当たり、FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得がパリ・サンジェルマン(PSG)との契約切れに伴う“ゼロ円移籍”になったことが、これ以上の出費を抑える一つの要因になった。

 もっとも、獲得に巨額を投じたマンチェスター勢の収支は大赤字。シティが1億9110万ユーロ(約220億円)、ユナイテッドが1億7850万ユーロ(約205億円)という驚愕のマイナス額を叩き出している。

買い物上手だったユーベとドルトムント

 一方、ユナイテッドにポグバ、レアル・マドリードにFWアルバロ・モラタを売り払ったユベントスは、多額の移籍金を元手にFWゴンサロ・イグアイン(9000万ユーロ/約104億円)、MFミラレム・ピアニッチ(3200万ユーロ/約37億円)らを獲得。しかし、収支バランスで見ると120万ユーロ(約1億4000万円)の黒字となっており、セリエA絶対王者の手堅さを感じさせる。

 ユベントスと同じく大型補強を敢行しながら黒字となったクラブは、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントだ。MFアンドレ・シュールレ、MFマリオ・ゲッツェの獲得を成功させ、宿敵バイエルンを超える1億975万ユーロ(約126億円)もの移籍金を算段できたのは、DFマッツ・フンメルス、MFイルカイ・ギュンドアン、MFヘンリク・ムヒタリアンの放出があったからこそ。収支で見ても、125万ユーロ(約1億4000万円)の利益を出している。

 収支で黒字になった意外なクラブは、毎年のように巨額を投じて大物を獲得してきたレアルだ。新星MFマルコ・アセンシオをエスパニョールからレンタル復帰させたが、剛腕フロレンティーノ・ペレス会長は静観を保った。移籍金はモラタの買い戻しで発生した3000万ユーロ(約35億円)だけ。FWヘセ・ロドリゲスらを放出したことによって、最終的な収支は450万ユーロ(約5億円)のプラスとなった。

 また、レアルが投入した移籍金総額3000万ユーロという数字は、20代前半の若手を多く獲得したバルセロナ(1億2270万ユーロ/約141億円)、闘将ディエゴ・シメオネ監督の肝いりで補強を敢行したアトレチコ・マドリード(8630万ユーロ/約99億円)に遠く及ばない額となっている。それだけ今夏のレアルは、財布の紐を固く締めていた。

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最終更新:9/6(火) 16:05

Football ZONE web

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